【2026最新】パターおすすめ11選|入るモデルをブランド別に徹底比較

  • 3パットを減らせるおすすめのパターはどれを選べばいい?
  • ブランドごとにゴルフパターの形状や打感の違いがわからない
  • 2026年の最新モデルから自分に合うパターを知りたい

パターとは、グリーン上でボールを転がしてカップに入れるためのゴルフクラブで、1ラウンドのなかで最も多く握るクラブです。ドライバーの飛距離が変わらなくても、パット数が減ればスコアは確実に縮まるため、パター選びはスコアアップの近道になります。

ストロークに合わないパターを選ぶと、インパクトでフェースの向きがズレたり、芯を外して距離が毎回バラついたりして、3パットがなかなか減りません。パッティングの技術を100%引き出し上達を早めるためには、ヘッド形状やネック形状を理解し、自分のストロークに合うゴルフパターを選ぶことが重要です。

本記事では、ゴルフパターの選び方と、ブランド別のおすすめモデルを紹介します。最新の現行モデルからパターの買い替えを検討しているゴルファーは、ぜひ参考にしてください。

タップできる目次

おすすめのゴルフパターの特徴

ゴルフパターは、グリーン上でボールを狙ったラインに乗せ、カップまで転がすことに特化したクラブです。ほかのクラブがボールを高く遠くへ運ぶのに対し、パターはロフト角(フェースの傾き)が3度前後と小さく、打ち出したボールを芝の上で素直に転がす設計になっています。

同じ「真っすぐ転がす」という目的でも、ヘッド形状やネック形状、フェースの素材や加工、重心の位置によって、構えやすさや直進性、距離感の合わせやすさは大きく変わります。近年はストローク中にフェースが開閉しにくいゼロトルク設計のパターも増え、パター選びの選択肢は以前より広がりました。

自分のストロークに合わないパターを使い続けると、フェースの向きやタッチを毎回修正することになり、練習量を増やしてもパット数は安定しません。悩みの原因がストロークの軌道なのか距離感なのかを見極め、原因に合う性能を持ったゴルフパターを選ぶことが、3パットを減らす最短ルートです。

自分のストロークに合うゴルフパターを見極めるために押さえておきたいポイントは、以下の5つです。

  • ヘッド形状はストロークに合わせてブレード型かマレット型を選ぶ
  • ネック形状とフェースバランスでフェースの開閉量を合わせる
  • 打感と転がりはフェースのインサートやミーリング加工で比べる
  • 真っすぐ打ちたいならゼロトルク設計のパターも候補にする
  • 長さと重さは前傾姿勢と距離感に合わせて選ぶ

ヘッド形状はストロークに合わせてブレード型かマレット型を選ぶ

ブレード型(ピン型とも呼ばれる、細長い板状のヘッド)のパターは、ヘッドが小さくフェースの向きを手元で感じ取りやすいのが特徴です。フェースを開閉させながら弧を描くようにストロークするゴルファーは、ブレード型を選ぶとタッチを細かく合わせられます。

マレット型(ヘッド後方に厚みを持たせた半円形や四角形のヘッド)は、慣性モーメント(ヘッドのねじれにくさを示す値)が大きく、芯を外しても打ち出し方向がブレにくいパターです。真っすぐ引いて真っすぐ出したいゴルファーや、パッティングに自信がない初心者はマレット型から試すと、ショートパットの方向性が安定します。

操作性と安定性のどちらも捨てがたい場合は、ブレード型とマレット型の中間にあたるミッドマレット型という選択肢もあります。ヘッド形状はゴルフパターの性格を最も大きく左右する要素のため、まずは自分のストロークの軌道を把握してから候補を絞り込むのが近道です。

ネック形状とフェースバランスでフェースの開閉量を合わせる

パターのネック形状には、クランクネックやダブルベンド、ショートスラントなどの種類があり、ネックの形によってヘッドの重心とシャフト軸の位置関係が変わります。位置関係が変わるとトゥハング(シャフトを水平に支えたときにヘッドの先端が垂れ下がる度合い)も変化し、フェースの開閉のしやすさに違いが生まれます。

フェースバランス(シャフトを水平に支えたときにフェースが真上を向く状態)のパターはフェースの開閉が起きにくく、ストレート軌道で打ちたいゴルファーに合う設計です。トゥが垂れるモデルはフェースが自然に開閉するため、イン・トゥ・インの軌道で打つゴルファーに向いています。

同じヘッド形状でもネック違いを複数そろえるシリーズが多く、見た目が気に入ったモデルでもネックを変えるだけで打ち出しの傾向は変わります。ヘッド形状を決めたら、ネック形状とフェースバランスでストロークとの相性を最終調整するのが、ゴルフパター選びで失敗を防ぐ手順です。

打感と転がりはフェースのインサートやミーリング加工で比べる

インサートとは、フェース部分に埋め込まれた樹脂やウレタン、金属などの別素材のことで、やわらかい打感と順回転(ボールが前方向に回転しながら転がる状態)のかかりやすさを狙った構造です。インサート付きのパターは打音が静かで、ロングパットでもボールの転がり出しがなめらかになります。

金属を削り出したフェースや、ミーリング加工(フェース表面を機械で削って模様や溝を付ける加工)を施したパターは、打感の手応えがはっきりしており、距離感を手で覚えやすい特徴があります。溝の形状や深さによって芯を外したときのボールスピードの落ち方も変わるため、各ブランドが独自の技術を競う分野です。

距離感が合わずにショートやオーバーを繰り返すゴルファーは、ヘッド形状と同じくらいフェースの技術を重視してゴルフパターを選ぶのがおすすめです。試打の際は、芯で打ったときとトゥ寄りで打ったときの転がる距離の差を比べると、フェース技術の違いがはっきりわかります。

真っすぐ打ちたいならゼロトルク設計のパターも候補にする

ゼロトルク設計とは、ストローク中にヘッドがシャフトを軸にねじれようとする力(トルク)を抑えるよう、重心とシャフト軸の位置関係を工夫したパターの設計です。ライ角バランス(構えたときのシャフトの傾きであるライ角の状態で、フェースが目標方向を向いたままつり合うよう重さを配分する設計)も同じ考え方に基づいており、フェースがスクエアな状態を保ちやすくなります。

ショートパットで引っかけや押し出しが多いゴルファーは、フェースの向きのズレが原因でカップを外していることが多く、ゼロトルク設計のパターを使うと打ち出し方向が安定します。

一方で、専用のグリップを装着していたり、構えたときの見た目が独特だったりと、従来のパターと扱いの感覚が異なるモデルも少なくありません。ゼロトルクのゴルフパターを候補にする場合は、店頭で実際に構えて、違和感なくストロークできるかを確かめてから選ぶのが確実です。

長さと重さは前傾姿勢と距離感に合わせて選ぶ

市販のパターの長さは33〜35インチが一般的で、身長や前傾姿勢に合わない長さを使うと、目線がボールの真上からズレて構えが安定しません。構えたときに両目の真下にボールがくる長さを選ぶと、狙ったラインにフェースを合わせやすくなります。

重さも距離感を左右する要素で、ヘッドやグリップが重めのモデルや、カウンターバランス(グリップ側を重くして手元のブレを抑える設計)のモデルは、手先の余計な動きが出にくいゴルフパターです。軽めのヘッドは操作性が高く、速いグリーンで繊細なタッチを出したいゴルファーに向いています。

ウェイト交換で重さを調整できるモデルや、長さをカスタムオーダーできるモデルも増えています。購入後に微調整できるかどうかも、長く使えるパターを選ぶための判断材料です。

おすすめのゴルフパター11選

3パットを減らしたいゴルファーに向けて、おすすめのゴルフパターをブランド別に紹介します。ヘッド形状やフェースの技術はモデルごとに異なるため、各パターの特徴と搭載技術、向いているゴルファー像をあわせて確認してください。

3パットを減らすためにブランド別に厳選したおすすめのゴルフパターは、以下のモデルです。

  • 【クリーブランド】HB SOFT 2 パター
  • 【オデッセイ】Ai-DUAL パター
  • 【オデッセイ】TRTL パター
  • 【テーラーメイド】Spider TOUR TORCHED パター
  • 【テーラーメイド】Spider ZT MAX パター
  • 【ミズノ】M.CRAFT X パター
  • 【PING】SCOTTSDALE TEC パター
  • 【イーブンロール】ORIGIN ER5
  • 【スコッティキャメロン】PHANTOM パター
  • 【スコッティキャメロン】STUDIO STYLE パター
  • 【L.A.B. Golf】DF3

【クリーブランド】HB SOFT 2 パター

【クリーブランド】HB SOFT 2 パターの製品画像

項目 内容
ブランド クリーブランド
モデル名 HB SOFT 2 パター
ヘッド形状 ブレード型
ネック形状 −
フェース素材/インサート ステンレス+SOFTミーリング

「HB SOFT 2 パター」は、ダンロップが国内で展開するクリーブランドのパターシリーズで、ストロークのタイプに合わせてヘッドを選べるようにラインアップを組んだゴルフパターです。ブレード型の#1と高慣性モーメントの#8Cや#15などをそろえ、#1にはレフトハンドとレディスも用意されています。

「HB SOFT 2」のフェースに施されたSPEED OPTIMIZED FACE TECHNOLOGY(SOFT)は、ヘッドの慣性モーメントに合わせてミーリングパターンをモデルごとに最適化し、打点がズレてもボールスピードをそろえやすくした技術です。さらにSTROKE SPECIFIC DESIGNの考え方で、HB SOFT 2 ピストル グリップのサイズまでヘッドごとに変えています。

初めて自分専用のパターを買う初心者や、ブレード型とマレット系のどちらが合うかを試しながら見極めたいゴルファーにおすすめのクリーブランドのパターです。練習用やサブのゴルフパターとして手元に置き、ヘッド形状による転がりの違いを確かめる用途にも向いています。

【オデッセイ】Ai-DUAL パター

【オデッセイ】Ai-DUAL パターの製品画像

項目 内容
ブランド オデッセイ
モデル名 Ai-DUAL パター
ヘッド形状 ブレード型
ネック形状 −
フェース素材/インサート Ai-DUALインサート

「Ai-DUAL パター」は、AIを使ったインサート設計を進めてきたオデッセイが2026年1月に発売したシリーズで、フェースのどこで打っても転がりがそろうことを目指したゴルフパターです。#1やDW、#7 DB、#7 S、JAILBIRD MINI DB、2-BALL DBなど、ブレード型からマレット型まで幅広いヘッド形状から選べます。

「Ai-DUAL」の中核を担うAi-DUAL・インサートは、異なる硬さの樹脂を組み合わせた2層構造で、フェースのどこで打っても多くの順回転がかかるよう設計されています。順回転が強いぶん芝目や傾斜の影響を受けにくく、打感と打音もオデッセイ定番のホワイト・ホットインサートに近づけた仕上がりです。

芯を外したときに距離がバラつくゴルファーや、ヘッド形状の選択肢が多い定番シリーズから自分に合う1本を探したい初心者〜中級者におすすめのオデッセイのパターです。ステンレススチールのヘッドには約74gのAi-DUAL Pistolグリップが組み合わされ、#1は33インチと34インチから長さを選べます。

【オデッセイ】TRTL パター

【オデッセイ】TRTL パターの製品画像

項目 内容
ブランド オデッセイ
モデル名 TRTL パター
ヘッド形状 マレット型
ネック形状 クランクホーゼル
フェース素材/インサート Ai-STARインサート

「TRTL パター」は、オデッセイが「ROSSIE」「2-BALL」「#7」「JAILBIRD」に続く第5のアイコンマレットとして2026年8月に発売した最新作で、カメ(TURTLE)をモチーフにしたボディが目を引くゴルフパターです。大きすぎず小さすぎないヘッドサイズで、ソールの丸みを抑えて構えたときの座りを安定させています。

「TRTL」に搭載されたAi-STAR・インサートは、表面にウレタン、裏側にアルミニウムを組み合わせた2層構造で、しっかりした打感とボール初速の両立を狙ったものです。ヘッドの4隅には4つのソールウェイトを配置して深重心化と高慣性モーメント化を図り、ウェイトの入れ替えで好みの重心位置に調整できます。

フェースからヘッド後方まで伸びる2本のDUAL TRACKアライメントで狙いを定めやすく、ネックはDBとCH、Sの3種類に加えて、ゼロトルク設計のSquare 2 Squareも選べます。大型マレットほど大きくないヘッドで安定性と操作性を両立したい中級者や、ウェイト調整で好みの転がりを追求したいゴルファーにおすすめのオデッセイのパターです。

【テーラーメイド】Spider TOUR TORCHED パター

【テーラーメイド】Spider TOUR TORCHED パターの製品画像

項目 内容
ブランド テーラーメイド
モデル名 Spider TOUR TORCHED パター
ヘッド形状 マレット型
ネック形状 ダブルベンド
フェース素材/インサート Pure Rollインサート

「Spider TOUR TORCHED パター」は、テーラーメイドが約20年にわたって受け継いできたSpiderシリーズの2026年6月発売モデルで、ブロンズカラーに近いトーチドPVDフィニッシュをまとったマレット型のゴルフパターです。ローリー・マキロイが構えたときの見え方を変えるために、自身のパターの塗装を炙ったエピソードが仕上げの着想になりました。

「Spider TOUR TORCHED」は、複数の素材を組み合わせたマルチマテリアル構造と、ヘッド中央を軽くして周辺に重量を配分する内軽外重設計によって、芯を外しても方向がブレにくいHigh-MOI設計を受け継いでいます。フェースにはSurlynとアルミニウムを組み合わせたPure Rollインサートを採用し、独自の振動吸収材HYBRAR ECHOで打感を整えた設計です。

ヘッドは原点のSpider TOURと万能型のSpider TOUR Xに、ブレードのような操作性を持つSpider TOUR Fと最も前方重心のSpider TOUR Vを加えた4形状で、ダブルベンドやクランクネックなどネック違いも選べます。大型マレットの安定感がほしい中級者〜上級者や、ブレード型からの移行を考えるゴルファーにおすすめのテーラーメイドのパターです。

【テーラーメイド】Spider ZT MAX パター

【テーラーメイド】Spider ZT MAX パターの製品画像

項目 内容
ブランド テーラーメイド
モデル名 Spider ZT MAX パター
ヘッド形状 マレット型
ネック形状 −
フェース素材/インサート Pure Rollインサート

「Spider ZT MAX パター」は、テーラーメイドのゼロトルクパターのラインに2026年6月に加わったモデルで、ヘッドを一回り大きくしてさらに深重心化したゴルフパターです。同じゼロトルク設計のSpider ZTは、矢野経済研究所による2026年4月の売れ筋データでパター部門1位に入った人気モデルでした。

「Spider ZT MAX」は、ゼロトルクコンセプトによってストローク中のヘッドのねじれを抑え、フェースをスクエアに保ちやすく設計されています。303ステンレススチールのフロントボディとアルミニウムのバックボディ、TSSウェイトを組み合わせて寛容性を高め、据わりの良いキャンバーソールと順回転を促すPure Rollインサートも搭載しました。

SuperStroke社と共同開発した専用2°オフセットグリップにより、深重心のヘッドでもゼロトルク特有の違和感を抑えて構えられます。ショートパットの引っかけや押し出しに悩む初心者〜中級者におすすめのテーラーメイドのパターで、標準の長さに加えてカウンターバランスや長尺も選べます。

【ミズノ】M.CRAFT X パター

【ミズノ】M.CRAFT X パターの製品画像

項目 内容
ブランド ミズノ
モデル名 M.CRAFT X パター
ヘッド形状 マレット型
ネック形状 ベンドネック
フェース素材/インサート 軟鉄鍛造S25C削り出し

「M.CRAFT X パター」は、ミズノのM.CRAFTシリーズから2025年10月に登場した日本製のゴルフパターで、軟鉄鍛造のフィーリングとマレットの寛容性の融合をテーマに開発されました。ネックはプラマー、スラント、ベンドの3種類、バックパーツは4、5、6の3種類で、組み合わせは9通りにおよびます。

「M.CRAFT X」のフェースネック部には、強度とソフトな打感を両立するマイルドスチール(S25C)を鍛造してから削り出して使い、バックパーツには軽量なAL7075アルミ製ミルドバックを組み合わせています。CNC加工されたフェースは打球面全体の均一性を高めており、ブレード型のような打感とマレット型の安定性を1本で味わえる設計です。

交換可能なウェイトは7g、14g、21gの3種類で、別売のバックパーツに付け替えてカスタマイズすることもできます。軟鉄の打感が好きなゴルファーや、ブレード型の打感とマレット型のやさしさを両立したい中級者、形状と重さを自分好みに追い込みたいゴルファーにおすすめのミズノのパターです。

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【PING】SCOTTSDALE TEC パター

【PING】SCOTTSDALE TEC パターの製品画像

項目 内容
ブランド PING
モデル名 SCOTTSDALE TEC パター
ヘッド形状 −
ネック形状 −
フェース素材/インサート PEBAXインサート

「SCOTTSDALE TEC パター」は、PINGが2026年4月に発売したスコッツデール系のゴルフパターで、構えたときの視線を安定させることに着目して設計したシリーズです。ヘッドはHAYDEN、KETSCH 4、KETSCH ONSET、ALLY BLUE H、ALLY BLUE ONSETの5形状で、ALLY BLUEの2形状にはカウンターバランス版も用意されています。

「SCOTTSDALE TEC」に採用されたEYE-Q(アイキュー)は、ヘッド形状やカラーリング、ドット、長いサイトラインで視線の集中ポイントを明確にしたヘッド構造で、ストローク直前の目線のブレを抑えます。ボディには6061アルミニウム、プレートには304ステンレススチールを使い、心地良い打感と軽量化を両立する新しいPEBAXインサートを組み合わせました。

フェース後方にホーゼルとシャフト軸を配置したONSET(オンセット)モデルは、ブレード型の操作性とマレット型の寛容性の両立を狙った設計です。構えるたびに目線が定まらずラインに乗せにくいゴルファーや、31〜36インチの範囲で長さをカスタムしたい中級者におすすめのPINGのパターです。

【イーブンロール】ORIGIN ER5

【イーブンロール】ORIGIN ER5の製品画像

項目 内容
ブランド イーブンロール
モデル名 ORIGIN ER5
ヘッド形状 ミッドマレット型
ネック形状 シングルベンド
フェース素材/インサート SweetFace 2.0

「ORIGIN ER5」は、SweetFaceテクノロジーで知られる米国のパターブランド、イーブンロールが2026年に発売したORIGINシリーズのゴルフパターで、日本では正規輸入代理店のイーブンロール ジャパンが取り扱っています。正式名称はORIGIN ER5 Winged Mid-Malletで、ヒールとトゥのウイングで重量を配分したハッチバックマレットです。

「ORIGIN ER5」のフェースに刻まれたSweetFace 2.0は、従来の放物線状ストレートグルーブを圧縮し、同じ面積により多くの溝を並べたWave Grooveへ進化した技術で、芯を外したときの距離と方向のズレを抑えます。ヘッドは303ステンレススチールを米国カリフォルニア州カールスバッドでCNC削り出しした仕上げで、フェースバランス設計を採用しました。

ロフト2度のフェースとシルバーサテンフィニッシュの落ち着いた外観を備え、芯を外したときのショートやオーバーに悩む中級者〜上級者や、削り出しパターの質感を求めるゴルファーにおすすめのイーブンロールのパターです。同じORIGINシリーズには、ミッドブレードのER2やミッドマレットのER8、高慣性モーメントマレットのER10もそろっています。

【スコッティキャメロン】PHANTOM パター

【スコッティキャメロン】PHANTOM パターの製品画像

項目 内容
ブランド スコッティキャメロン
モデル名 PHANTOM パター
ヘッド形状 マレット型
ネック形状 プラミングネック
フェース素材/インサート SCSインサート

「PHANTOM パター」は、タイトリストのパターブランドであるスコッティキャメロンのマレット型シリーズで、2026年に順次発売された最新のゴルフパターです。PHANTOM 5、7、9Rの3つのヘッド形状に、プラミングネックや改良ジェットネックなどのネック違いを組み合わせたラインアップをそろえています。

「PHANTOM」には、精密なミーリング加工によるフルフェースのスタジオカーボンスチール(SCS)インサートを搭載し、ソフトな打感と優れた距離コントロール性能の両立を図りました。フェース中央を高くしてトップラインの曲率を増やしたことで構えたときの見た目のバランスが整い、接地面を広げたフラットソール設計が傾斜や芝質を問わず安定したセットアップを支えます。

PHANTOM 5 OCには低トルクのOnset Center(OC)構造、PHANTOM 7にはフェースバランスのフィーリングを持つダブルベントシャフト構成が加わり、ストロークの軌道に合わせてネックを選べます。マレット型の安定性とブランドの所有感を両立したい中級者〜上級者におすすめのスコッティキャメロンのパターです。

【スコッティキャメロン】STUDIO STYLE パター

【スコッティキャメロン】STUDIO STYLE パターの製品画像

項目 内容
ブランド スコッティキャメロン
モデル名 STUDIO STYLE パター
ヘッド形状 ミッドマレット型
ネック形状 アイビームプラミング
フェース素材/インサート SCSフェースインサート

「STUDIO STYLE パター」は、Newportに代表されるスコッティキャメロンの伝統的な形状を中心に構成されたシリーズで、2025年3月の発売後も2026年2月にSanta FeやFastback 2が加わった定番のゴルフパターです。矢野経済研究所による2026年4月の売れ筋データでは、パター部門の2位に入りました。

「STUDIO STYLE」は、スタジオカーボンスチール(SCS)フェースインサートとチェーンリンク フェースミーリング テクノロジーを組み合わせ、ソフトな打音と打感、安定したボールスピードを両立しています。303ステンレススチールに6061アルミニウムやタングステンを組み合わせて慣性モーメントを高め、ブレードとマレットの中間にあたるミッドマレットデザインのモデルもそろえました。

フェースの向きを感じながらブレード型の操作性を生かしたい中級者〜上級者や、クラシックな見た目のパターを長く使いたいゴルファーにおすすめのスコッティキャメロンのシリーズです。NewportやSquareback 2、Fastbackなど形状の選択肢が多く、ストロークに合う1本を同じシリーズの中で探せます。

【L.A.B. Golf】DF3

【L.A.B. Golf】DF3の製品画像

項目 内容
ブランド L.A.B. Golf
モデル名 DF3
ヘッド形状 マレット型
ネック形状 センターシャフト
フェース素材/インサート 6061アルミ削り出し

「DF3」は、ライ角バランス設計で知られる米国のパターブランドL.A.B. Golfのマレット型パターで、テイクバックからフォロースルーまでヘッドがスクエアな面を保つ「フルオートマチック」をうたうゴルフパターです。日本では株式会社アジルパートナーズが代理店を務め、公式オンラインストアで販売されています。

「DF3」の中核となるLie Angle Balance(ライ角バランス)は、ストローク中にフェースが目標方向に対してスクエアな状態を保つようヘッドの重さを配分したL.A.B. Golfの技術です。ヘッドは100% CNC加工された航空機グレードの6061アルミニウム製で、ヘッド後方にはGimme Getter(ギミー・ゲッター)と名付けられたゴルフボール大の穴が設けられています。

ヘッド重量はスタンダード、ヘビー、ライトの3種類から選べ、標準グリップにはPRESS PISTOL 2を採用しました。ショートパットを真っすぐ打ち出すことを最優先したいゴルファーや、フェースの開閉を使うストロークが安定しない中級者におすすめのL.A.B. Golfのパターですが、独特の見た目と構え方に慣れるまでは試打で感触を確かめてから選ぶと安心です。

ゴルフパターを使うときの注意点

ゴルフパターの性能を最大限に活かすために、購入前後に知っておきたい注意点を解説します。モデル選びとあわせて押さえておくことが、パターの持ち味を引き出してグリーン上でのミスを減らす近道です。

ゴルフパターの性能を長く引き出すために知っておきたい注意点は、以下の4つです。

  • 購入前に試打して構えやすさと距離感を確かめる
  • 長さとライ角を自分の前傾姿勢に合わせる
  • ゼロトルクパターは構え方とグリップに慣れる時間をとる
  • ヘッドカバーを使いフェースやインサートの傷を防ぐ

購入前に試打して構えやすさと距離感を確かめる

同じヘッド形状のパターでも、ネックやアライメントのラインが異なるだけで、構えたときのフェースの見え方は大きく変わります。カタログのスペックだけで判断せず、ショップのパターマットや試打会で実際に構え、狙ったラインに自然にフェースを合わせられるかを確かめることが大切です。

試打では短い距離のパットだけでなく、5〜10歩程度のミドルパットも打ち、狙った距離に止められるかを確認します。パターフィッティングを実施しているショップなら、ストロークの軌道やフェースの向きを計測してもらえるため、自分に合うゴルフパターを客観的に絞り込めるのが利点です。

長さとライ角を自分の前傾姿勢に合わせる

パターが長すぎると手元が浮いてトゥ側が上がり、短すぎると前傾が深くなってヒール側が浮きやすくなります。ライ角が合わない状態でストロークすると、フェースの向きがズレて打ち出し方向が安定しません。

多くのモデルで33〜35インチの長さ違いが用意されており、PINGの「SCOTTSDALE TEC」のように長さをカスタムで選べるゴルフパターもあります。身長だけで決めず、自然な前傾姿勢で構えたときに目線がボールの真上にくる長さを選ぶことが、構えの再現性を高めるポイントです。

ゼロトルクパターは構え方とグリップに慣れる時間をとる

ゼロトルク設計やライ角バランス設計のパターは、ヘッドのねじれを抑える構造上、専用のオフセットグリップを装着していたり、シャフトの取り付け位置が独特だったりするモデルがあります。従来のパターから持ち替えると、構えたときの見た目や手元の感覚に違和感を覚えるゴルファーも少なくありません。

買い替え直後は練習グリーンで短い距離から転がりを確かめ、フェースの向きと距離感が自分のストロークになじむまで時間をとるのがおすすめです。いきなり本番のラウンドで使うより、何度か練習を重ねてから投入するほうが、ゼロトルクのゴルフパターが持つ方向の安定性を引き出せます。

ヘッドカバーを使いフェースやインサートの傷を防ぐ

パターはキャディバッグの中でアイアンやウェッジと当たりやすく、フェースやインサートについた傷は打感や転がりに影響するおそれがあります。移動や保管のときは必ずヘッドカバーを付け、フェースを保護する習慣をつけることが大切です。

軟鉄を使ったゴルフパターは、表面の仕上げによっては水分が残ると錆びの原因になるため、ラウンド後に乾いた布で水分を拭き取っておきます。樹脂やウレタンのインサートを搭載したパターも、フェースの溝に入った砂や芝を落としておくと、転がりの状態を長く保てます。

まとめ:自分に合うパターで3パットを減らしてスコアアップを楽しもう

本記事では、おすすめのゴルフパターと、ヘッド形状やネック形状、フェースの技術、ゼロトルク設計、長さと重さの5つの視点による選び方を解説しました。パターは1ラウンドで最も多く握るクラブであり、自分のストロークに合う1本を選ぶことがスコアアップへの近道です。

ゴルフパターを選ぶ際は、はじめての1本なら扱いやすい定番モデル、転がりの安定を求めるなら順回転インサートのモデル、ショートパットの方向性に悩むならゼロトルクやライ角バランスのモデルを軸にすると失敗しません。打感や所有感を重視するゴルファーは、削り出しや軟鉄鍛造のモデルを選ぶと満足度の高い1本に出会えます。

自分に合うゴルフパターを手に入れて、3パットを減らしながらスコアアップを楽しんでください。パターを替えるとカップインまでのイメージが明確になり、グリーン上でのゴルフがもっと楽しくなります。

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この記事を書いた人

学生のころにゴルフを始めて以来、複数ブランドのドライバーやアイアン、ボールを実際に購入して打ち比べてきました。各モデルの機能やテクノロジー、選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『ゴルフセレクト』を運営しています。

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