- クリーブランドのゴルフクラブは種類が多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
- RTZ 2とCBZで、ウェッジの何がどう違うのか知りたい
- 初心者でも扱いやすいクリーブランドのモデルはどれ?
「クリーブランド」は1979年創業のウェッジとパターを主力とする米国発のゴルフクラブメーカーで、ツアープロからアマチュアまで幅広く支持されるショートゲームの名門ブランドです。伝統的な美しいヘッド形状と、溝やソール形状を磨き込んだフェース設計に定評があります。
この記事では、クリーブランドの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、日本で買える現行のゴルフクラブを全モデル比較します。用途別のおすすめモデルも紹介しますので、クリーブランドのゴルフクラブが気になっている人はぜひチェックしてください。
クリーブランドとはショートゲームに特化したゴルフブランド
クリーブランドは、ウェッジとパターというショートゲームの道具に開発資源を集中してきたゴルフブランドです。ドライバーやアイアンを主力に据える総合ブランドとは立ち位置が異なり、グリーン周りとグリーン上で使う2種類のクラブを軸にラインナップを組み立てています。
日本ではダンロップブランドを展開する住友ゴム工業がクリーブランドを取り扱っており、国内正規流通が整っています。日本語の製品情報や保証、国内向けのシャフト設定が用意されている点は、並行輸入品との大きな違いです。
クリーブランドのブランドコンセプト
クリーブランドが掲げる基本哲学は「伝統的な美しい形状を維持したまま、最先端技術を取り入れることでより高いパフォーマンス性を実現する」というものです。形と性能のどちらかを犠牲にしない姿勢が、ウェッジのヘッドシェイプに表れています。
現行のRTZ 2やRT i-FORGEDにも、シンプルな輪郭でターゲットへ構えやすいというクリーブランドの形状思想が受け継がれています。構えたときに違和感のないクラブはアドレスの迷いを減らすため、ブランドの設計思想はスコアメイクの面でも見逃せない要素です。
クリーブランドの歴史・創業背景
クリーブランドは1979年、ロジャー クリーブランド氏がCleveland Classics Golf Companyとして立ち上げたブランドです。1940〜50年代に名器と呼ばれたクラシッククラブを復刻するところから事業が始まりました。
復刻クラブから出発したという成り立ちは、クリーブランドが形にこだわり続ける理由でもあります。歴代の名器を研究してきた蓄積は、現行ウェッジのシェイプやソール形状に息づく要素です。
クリーブランドの特徴・強み
クリーブランドの強みは、ツアープロの要望を開発へ直接反映させる体制にあります。グラインドやバンス設定の細かな選択肢は、プロが求める抜けの良さを市販モデルへ落とし込んだ結果です。
実績面でもクリーブランドの評価は高く、米国では1998〜2008年にかけてウェッジ販売金額11年連続1位を記録しました。ツアーでは2021年に松山英樹選手がマスターズを制しており、勝負どころで使われ続けている点が信頼につながっています。
日本で買えるクリーブランドのラインナップ
日本正規のクリーブランドのラインナップは、ウェッジとパター、クラブセット、レディス、ジュニアの5カテゴリで構成されています。ゴルフブランドとしては珍しく、ドライバーやアイアン単体の展開がありません。
裏を返せば、日本のクリーブランドはウェッジとパターに選択肢が集中しています。ショートゲームの道具を入れ替えたいゴルファーにとっては、比較検討しやすいブランドです。
クリーブランドの機能とテクノロジー
クリーブランドのウェッジとパターは、素材と重量配分、フェース加工という領域で独自技術を積み重ねています。製品ページにはテクノロジー名が並びますが、それぞれが何をするものかを押さえておくと、モデル選びの判断が早くなります。
クリーブランドのウェッジとパターに採用されている代表的なテクノロジーは、以下の5つです。
- Z-ALLOY
- ZIPCORE iQ
- ULTIZIP
- HYDRAZIP
- SPEED OPTIMIZED FACE TECHNOLOGY(SOFT)
Z-ALLOY
Z-ALLOYは、クリーブランドがウェッジ専用に開発した合金素材です。ヘッド素材そのものを見直すことで、打感と重量配分の両方を改善する狙いがあります。
打感が柔らかいウェッジは、インパクトの手応えから距離を測りやすいのが利点です。アプローチであと1ヤード短く打ちたいといった微調整をするゴルファーにとって、Z-ALLOYを採用したクリーブランドのウェッジは扱いやすい選択肢です。
ZIPCORE iQ
ZIPCORE iQは、クリーブランドがZIPCOREを進化させた重量配分技術にあたります。ヘッド内部に低比重の芯材を入れて浮かせた重量を、狙った位置へ振り分けます。
番手ごとの作り分けにより、52度でも58度でも似た感覚で振れるようになります。ウェッジを複数本そろえるゴルファーほど、番手間の違和感が減るメリットを受け取れる仕様です。
ULTIZIP
ULTIZIPは、クリーブランドのウェッジに刻まれる高精度グルーブ(フェースの溝)です。深く狭い形状によって、ボールとフェースの間から水や芝を逃がします。
スピンが安定するとグリーンでの止まり方が読みやすくなります。ピンをデッドに狙いたいゴルファーには、ULTIZIPを備えたクリーブランドのウェッジが心強い装備です。
HYDRAZIP
HYDRAZIPは、クリーブランドがフェース面へ施すブラストとレーザーミーリングを組み合わせた加工技術です。溝と溝の間にある平面部分の粗さを作り込みます。
摩擦が確保されると、雨の日やラフからのショットでもスピンが抜けにくくなります。コンディションに左右されにくいアプローチを求めるゴルファーにとって、HYDRAZIPは実戦で効いてくる技術です。
SPEED OPTIMIZED FACE TECHNOLOGY(SOFT)
SPEED OPTIMIZED FACE TECHNOLOGY(SOFT)は、クリーブランドのパターに採用されているフェースミーリング技術です。フェースの場所ごとにミーリングの仕様を変えています。
結果として、多少芯を外してもカップまでの転がりが大きく変わりません。ロングパットのタッチが合わない、ショートパットを打ち切れないといった悩みを持つゴルファーには、SOFTを搭載したクリーブランドのパターがおすすめです。
クリーブランドの全モデルの種類を比較
クリーブランドのゴルフクラブは、日本正規ラインナップの全24モデルをウェッジとパター、クラブセットの3系統に整理できます。同じウェッジでもツアー向けとやさしさ重視では設計思想が別物のため、性格の近いモデルをグループにまとめて比較します。
クリーブランドのウェッジとパターの全24モデルを、以下の6グループ別に比較します。
- ツアー・上級者向けウエッジ
- アベレージ・初中級者向けウエッジ
- FRONTLINE ELITE パター
- HB SOFT ミルド パター
- HB SOFT 2 パター
- クラブセット・ジュニア
ツアー・上級者向けウエッジ
操作性とシェイプを重視した、クリーブランドのウェッジの中でも上位に位置づけられる2モデルです。球を打ち分けたい中級者以上や、インパクトの手応えにこだわるゴルファーが選ぶグループにあたります。比較表のあとに、それぞれの設計と向いている人を解説します。
| モデル名 | ヘッド素材 | ロフト | グラインド | 溝 | 想定ユーザー |
|---|---|---|---|---|---|
| RTZ 2 ウエッジ | Z-ALLOY | 46〜64度 | LOW/MID/FULL/588/ADAPT | 最大19本(ADAPT21本) | 中級者以上 |
| RT i-FORGED ウエッジ | 軟鉄(S15C)鍛造 | 48〜60度 | Full/Midの2種 | 最大19本 | プロ・上級者 |
RTZ 2 ウエッジ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | RTZ 2 ウエッジ |
| ヘッド素材 | Z-ALLOY(比重7.64g/cm3) |
| ロフト | 46/48/50/52/54/56/58/60/64度 |
| グラインド | LOW/MID/FULL/588/ADAPTの5種 |
| 想定ユーザー | 中級者以上 |
「RTZ 2 ウエッジ」は、2026年9月12日発売のクリーブランドの現行フラッグシップウェッジです。Z-ALLOYの打感とZIPCORE iQの重量配分を組み合わせ、やさしさと操作性を同時に引き上げています。
選択肢の多さは、裏を返せば選ぶ側に知識を要求します。バンス角6度のLOWは硬い砂やタイトなライで刃を入れやすく、バンス角12度のFULLは柔らかい砂やダフリ気味の入射に強いといった具合に、グラインドごとの得意分野を理解したうえで組み合わせる必要があります。
ホームコースの芝質や自分の入射角を把握している中級者以上、最新のウェッジ性能をショートゲームへ投入したいゴルファーにおすすめのモデルです。左用はツアーサテンに用意されています。
RT i-FORGED ウエッジ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | RT i-FORGED ウエッジ |
| ヘッド素材 | 軟鉄(S15C)鍛造 |
| ロフト | 48/50/52/54/56/58/60度 |
| バンス | Full(54度以下)/Mid(56度以上) |
| 想定ユーザー | プロ・上級者 |
「RT i-FORGED ウエッジ」は、軟鉄(S15C)の鍛造ヘッドで打感の柔らかさを最優先したクリーブランドのツアーモデルです。プロや上級者が求めるシェイプと操作性へ振り切っています。
軟鉄鍛造ヘッドは打感の情報量が多く、フェースのどこで当たったかが手に伝わります。その代わり、芯を外したときの寛容性はキャビティ形状のウェッジに一歩譲ります。
インパクトの手応えで距離を作りたい上級者、球の高さとスピンを打ち分けたいゴルファーにおすすめできるウェッジです。
アベレージ・初中級者向けウエッジ
やさしさと寛容性を軸に設計されたクリーブランドのウェッジ5モデルです。ミスへの強さやアプローチの簡単さを優先したいゴルファー、グリーン周りで手が止まってしまう人に向くグループにあたります。比較表で用途とロフトの違いを確認したうえで、各モデルの解説へ進んでください。
| モデル名 | ヘッド素材 | ロフト | 用途 | ソール構造 | 想定ユーザー |
|---|---|---|---|---|---|
| CBZ ウエッジ | Z-ALLOY(25%ソフト) | 46〜58度 | アプローチ全般 | V/S/C-SOLEの3種 | アベレージゴルファー |
| SMART SOLE FULL-FACE TYPE-S | SUS431 | 58度 | サンド(バンカー/ラフ) | ワイドソール | 初中級者 |
| SMART SOLE FULL-FACE TYPE-G | SUS431 | 50度 | ギャップ | ワイドソール | 初中級者 |
| SMART SOLE FULL-FACE TYPE-L | SUS431 | 64度 | ロブ | ワイドソール | 初中級者 |
| SMART SOLE FULL-FACE TYPE-C | SUS431 | 42度 | チッパー | ワイドソール | 初心者 |
CBZ ウエッジ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | CBZ ウエッジ |
| ヘッド素材 | Z-ALLOY(ステンレス比25%ソフト) |
| ロフト | 46/48/50/52/54/56/58度 |
| 用途 | アプローチ全般(3ソール展開) |
| 想定ユーザー | アベレージゴルファー |
「CBZ ウエッジ」は、RTZ譲りの打感をより多くのゴルファーへ広げることを狙ったクリーブランドのキャビティバックウェッジです。ヘッド背面をくり抜いて周辺へ重量を配し、芯を外したときのミスを抑えています。
シャフトはN.S.PRO 950GH neoとN.S.PRO MODUS3 TOUR 105のスチール2種に加え、カーボンのDiamana for CG IIIが選べます。ヘッドスピードが控えめなゴルファーでも振り切りやすい組み合わせが用意されています。
ミスに強いウェッジを探しているアベレージゴルファー、軽量シャフトで楽に振りたい層におすすめの1本です。
SMART SOLE FULL-FACE TYPE-S

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | SMART SOLE FULL-FACE TYPE-S |
| ヘッド素材 | SUS431 |
| ロフト | 58度 |
| 用途 | サンドウエッジ(バンカー/ラフ) |
| 想定ユーザー | 初中級者 |
「SMART SOLE FULL-FACE TYPE-S」は、ロフト58度のサンドウェッジとして、バンカー脱出とラフからのアプローチをやさしくすることに特化したクリーブランドのモデルです。シリーズの中では砂を担当する1本にあたります。
ワイドソールは砂を弾いて抜けてくれるため、バンカーで手前を叩いても脱出しやすくなります。一方でソールが厚い分、フェースを開いて低く出す球や、極端にタイトなライからの繊細な操作は得意ではありません。
バンカーが苦手なゴルファー、ラフからのダフリで大叩きしてしまう初中級者におすすめのウェッジです。
SMART SOLE FULL-FACE TYPE-G

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | SMART SOLE FULL-FACE TYPE-G |
| ヘッド素材 | SUS431 |
| ロフト | 50度 |
| 用途 | ギャップウエッジ |
| 想定ユーザー | 初中級者 |
「SMART SOLE FULL-FACE TYPE-G」は、ロフト50度のギャップウェッジとして、ある程度の距離を出しながらやさしく寄せることを狙ったクリーブランドのモデルです。ピッチングウェッジとサンドウェッジの間を埋める役割を担います。
50度という設定は、フルショットで距離を出す使い方にも、グリーン周りで低く転がす使い方にも対応します。ただしロフトが立っている分、高く上げてすぐ止める球は打ちにくくなります。
中途半端な距離を苦手とするゴルファー、ウェッジのロフト間隔を埋めたい人におすすめの選択肢です。
SMART SOLE FULL-FACE TYPE-L

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | SMART SOLE FULL-FACE TYPE-L |
| ヘッド素材 | SUS431 |
| ロフト | 64度 |
| 用途 | ロブウエッジ |
| 想定ユーザー | 初中級者 |
「SMART SOLE FULL-FACE TYPE-L」は、ロフト64度のロブウェッジとして、障害物越えなど高い球が必要な場面に対応するクリーブランドのモデルです。シリーズで最も寝たロフトを持ちます。
高ロフトのウェッジは球が上がる代わりに、距離を出す用途には向きません。フルショットの飛距離を期待するのではなく、グリーン周りの限られた場面で使う1本と考えると役割がはっきりします。
グリーン手前のバンカー越えが多いコースをホームにする人、ピンまでのスペースが狭い場面で高い球を使いたいゴルファーにおすすめします。
SMART SOLE FULL-FACE TYPE-C

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | SMART SOLE FULL-FACE TYPE-C |
| ヘッド素材 | SUS431 |
| ロフト | 42度 |
| 用途 | チッパー |
| 想定ユーザー | 初心者 |
「SMART SOLE FULL-FACE TYPE-C」は、ロフト42度のチッパーとして、パター感覚のストロークで転がして寄せることを狙ったクリーブランドの異色モデルです。ウェッジというより、グリーン周り専用の道具に近い立ち位置になります。
転がしに特化している分、高い球でピンを狙う場面には対応できません。用途を割り切って14本のうち1本を預けられるかどうかが、採用の分かれ目になります。
アプローチで手が止まってしまう初心者、グリーン周りの大叩きを減らしたいゴルファーにおすすめできる1本です。
FRONTLINE ELITE パター
前方重心設計を軸にしたクリーブランドの上位パターシリーズです。ブレードからネオマレットまで形状の幅が広く、ストロークタイプと構えやすさで選び分けられます。比較表で形状と搭載技術を見比べてから、各モデルの解説へ進んでください。
| モデル名 | ヘッド形状 | 特徴技術 | 対応 | 向いてる人 |
|---|---|---|---|---|
| FRONTLINE ELITE パター ELEVADO | ネオマレット | MIM TUNGSTENインサート | 標準/左用/レディス | ストレート系ストローク向き |
| FRONTLINE ELITE パター CERO | ネオマレット | 2135 ALIGNMENT | – | 構えやすさ重視の人 |
| FRONTLINE ELITE パター RHO | マレット | 独自ヘッドシェイプ | – | 形状の好みで選びたい人 |
| FRONTLINE ELITE パター 8.0 | ブレード | ステンレスウエイト2個 | – | アーク型ストロークの人 |
| FRONTLINE ELITE パター 1.0 | ブレード | タングステンインサート | – | クラシック志向の人 |
FRONTLINE ELITE パター ELEVADO

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | FRONTLINE ELITE パター ELEVADO |
| ヘッド形状 | ネオマレット |
| ロフト角/ライ角 | 3度/70度 |
| 長さ | 34インチ(レディス32インチ) |
| 特徴技術 | MIM TUNGSTEN SOFTインサート |
「FRONTLINE ELITE パター ELEVADO」は、直進性を重視したネオマレット形状で、左用とレディスまで展開されるクリーブランドの中心モデルです。シリーズの中でも幅広いゴルファーが手に取りやすい1本になっています。
基本スペックはロフト角3度、ライ角70度、長さ34インチで、レディス仕様には32インチが用意されます。重心が前寄りになるとインパクトでヘッドが安定し、打ち出し方向のブレが小さくなります。
ストレートに近いストロークの人、方向性の安定を最優先したいゴルファーにおすすめのパターです。
FRONTLINE ELITE パター CERO

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | FRONTLINE ELITE パター CERO |
| ヘッド形状 | ネオマレット |
| ロフト角/ライ角 | 3度/70度 |
| 長さ | 34インチ |
| 特徴技術 | 2135 ALIGNMENT |
「FRONTLINE ELITE パター CERO」は、マレットの安定感を保ちながら、構えやすさとヘッドの見え方を整えたクリーブランドのモデルです。ELEVADOと同じネオマレット系ですが、アドレス時の印象が異なります。
前方重心設計と多材料の複合構造はシリーズ共通で、SOFTのフェースミーリングも搭載されています。転がりの傾向はELEVADOに近く、違いはヘッドの見え方と構えたときの収まりに出ます。
マレットの安心感は欲しいがヘッドの主張は抑えたい人、アドレスの向きで迷いやすいゴルファーにおすすめの1本です。
FRONTLINE ELITE パター RHO

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | FRONTLINE ELITE パター RHO |
| ヘッド形状 | マレット |
| ロフト角/ライ角 | 3度/70度 |
| 長さ | 34インチ |
| 特徴技術 | 独自ヘッドシェイプ設計 |
「FRONTLINE ELITE パター RHO」は、独自のヘッドシェイプでターゲットへの構えやすさを追求したクリーブランドのマレットモデルです。シリーズのマレット系3モデルの中では、形状の個性が最も出ています。
ロフト角3度、ライ角70度、長さ34インチという基本スペックはシリーズで共通です。性能面の差より、構えたときの見え方でELEVADOやCEROと選び分けることになります。
形状の好みではっきり選びたい人、シリーズ内で自分に合う見え方を探しているゴルファーにおすすめのモデルです。
FRONTLINE ELITE パター 8.0

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | FRONTLINE ELITE パター 8.0 |
| ヘッド形状 | ブレード |
| ロフト角/ライ角 | 3度/70度 |
| 長さ | 34インチ |
| 特徴技術 | ステンレスウエイト2個配置 |
「FRONTLINE ELITE パター 8.0」は、ブレードタイプでありながら前方重心設計を取り入れたクリーブランドのパターです。マレットへ移行せず、操作性を残したまま直進性を足しています。
ブレード形状はヘッドが小さく、フェースの開閉を自分で作りやすい特性を持ちます。裏を返せばマレットほどの寛容性はなく、ストロークが不安定な時期には難しさも出ます。
従来のブレードパターに慣れている中級者以上、アークを描くストロークのゴルファーにおすすめの1本です。
FRONTLINE ELITE パター 1.0

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | FRONTLINE ELITE パター 1.0 |
| ヘッド形状 | ブレード |
| ロフト角/ライ角 | 3度/70度 |
| 長さ | 34インチ |
| 特徴技術 | タングステンインサート搭載 |
「FRONTLINE ELITE パター 1.0」は、シリーズで最もシンプルなブレード形状を持つクリーブランドのパターです。伝統的な見た目を好むゴルファーへ向けた位置づけになっています。
ヘッドが小さいと慣性モーメントは下がりますが、その分だけ手でタッチを作る自由度が上がります。距離感を感覚で合わせるタイプのゴルファーには扱いやすい設計です。
距離感を手で作りたい人、クラシックな構え感を重視するゴルファーにおすすめできるパターです。
HB SOFT ミルド パター
フェースとバック部にCNC加工を施し、打感を重視したクリーブランドのパターシリーズにあたります。ヘッド形状の幅が最も広く、マレットからブレード系までストロークタイプに合わせて選べます。比較表で形状と特徴を確認したうえで、各モデルの解説をご覧ください。
| モデル名 | ヘッド形状 | 特徴 | 向いてる人 |
|---|---|---|---|
| HB SOFT ミルド パター #11 | マレット | 高慣性モーメント設計 | 直進性重視の人 |
| HB SOFT ミルド パター #10.5C | マレット(センターシャフト) | センターシャフト構造 | ストレートストロークの人 |
| HB SOFT ミルド パター #8P | マレット | 後方張り出し形状 | 安定感を求める人 |
| HB SOFT ミルド パター #5 | ブレード系 | 操作性重視のシェイプ | 打感で距離を作りたい人 |
| HB SOFT ミルド パター #4 | ブレード系 | コンパクトなヘッド | シンプルな見た目を好む人 |
HB SOFT ミルド パター #11

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | HB SOFT ミルド パター #11 |
| ヘッド形状 | マレット |
| フェース加工 | ミルド加工 |
| 特徴 | 高慣性モーメント設計 |
| 向いてる人 | 直進性重視のゴルファー |
「HB SOFT ミルド パター #11」は、ヘッドの慣性モーメントを確保して直進性を高めたクリーブランドのマレットモデルです。シリーズの中でも、真っ直ぐ転がすことを優先した設計になっています。
慣性モーメントの高いヘッドはストローク中にフェースが開閉しにくく、方向性が安定します。グリップにはゴルフプライドのプロ オンリー グリーンスター(88g/口径58)が装着され、手元を重く感じやすい仕様です。
ストロークでフェースの開閉を抑えたい人、直進性を重視するゴルファーにおすすめのパターです。
HB SOFT ミルド パター #10.5C

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | HB SOFT ミルド パター #10.5C |
| ヘッド形状 | マレット(センターシャフト) |
| フェース加工 | ミルド加工 |
| 特徴 | センターシャフト構造 |
| 向いてる人 | ストレートストロークの人 |
「HB SOFT ミルド パター #10.5C」は、センターシャフトを採用したクリーブランドのマレットモデルにあたります。シャフトがヘッド中央に入ることで、ターゲットラインに対して真っ直ぐ構えやすくなります。
センターシャフトはヘッドの重心とシャフト軸が近く、ストローク中のねじれを感じにくくなります。グリップは#11と同じゴルフプライドのプロ オンリー グリーンスター(88g/口径58)が採用されています。
アドレスで真っ直ぐ構えられているか不安な人、ストレートストロークのゴルファーにおすすめのモデルです。
HB SOFT ミルド パター #8P

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | HB SOFT ミルド パター #8P |
| ヘッド形状 | マレット |
| フェース加工 | ミルド加工 |
| 特徴 | 後方張り出し形状 |
| 向いてる人 | 安定感を求める人 |
「HB SOFT ミルド パター #8P」は、ヘッド後方の張り出しで安定感を確保したクリーブランドのマレットモデルです。マレットらしい安心感と、ミルドフェースの打感を組み合わせています。
グリップにはゴルフプライドのプロ オンリー レッドスター(74.5g/口径58)が装着され、#11や#10.5Cより軽めの手元になります。手元が軽いとヘッドの重さを感じやすく、振り子のストロークを作りやすくなります。
マレットの安定感とミルドの打感を両方求めるゴルファーにおすすめの1本です。
HB SOFT ミルド パター #5

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | HB SOFT ミルド パター #5 |
| ヘッド形状 | ブレード系 |
| フェース加工 | ミルド加工 |
| 特徴 | 操作性重視のシェイプ |
| 向いてる人 | 打感で距離を作りたい人 |
「HB SOFT ミルド パター #5」は、操作性を残しながら打感の良さを追求したクリーブランドのブレード系モデルです。ヘッドを大きくせず、手の感覚で距離を作るスタイルに合わせています。
ブレード系のヘッドは慣性モーメントがマレットほど高くないため、ストロークの再現性が問われます。その代わり、フェースの向きを自分で作りたいゴルファーには操作しやすい形状です。
ブレード形状に慣れていて、打感で距離を合わせたいゴルファーにおすすめのパターです。
HB SOFT ミルド パター #4

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | HB SOFT ミルド パター #4 |
| ヘッド形状 | ブレード系 |
| フェース加工 | ミルド加工 |
| 特徴 | コンパクトなヘッド |
| 向いてる人 | シンプルな見た目を好む人 |
「HB SOFT ミルド パター #4」は、シリーズのブレード系ベーシックモデルとして位置づけられます。シンプルな形状で、余計な情報を目に入れずに構えられます。
コンパクトなヘッドは手元へ感覚が伝わりやすく、繊細なタッチを出しやすくなります。一方で打点がばらつくと距離も方向も影響を受けるため、ストロークの安定が前提になります。
見た目のシンプルさを重視する人、ブレードパターから離れたくないゴルファーにおすすめできるモデルです。
HB SOFT 2 パター
打感のやわらかさとストロークタイプ別の設計を軸にしたクリーブランドのパターシリーズです。ブレードからネオマレットまで4種類の形状が用意され、初中級者が最初の1本を選ぶ場面でも候補にしやすいグループにあたります。比較表で形状と対応バリエーションを確認したうえで、各モデルの解説へ進んでください。
| モデル名 | ヘッド形状 | 特徴技術 | 対応 | 向いてる人 |
|---|---|---|---|---|
| HB SOFT 2 パター #1 | ブレード | SPEED OPTIMIZED FACE TECHNOLOGY | 標準/左用/レディス | 初めての1本を探す人 |
| HB SOFT 2 パター #8C | マレット(センターシャフト) | STROKE SPECIFIC DESIGN | – | ストレートストロークの人 |
| HB SOFT 2 パター #11C | マレット(センターシャフト) | 後方重量配分設計 | – | ミスヒットが多い人 |
| HB SOFT 2 パター #15 | ネオマレット | 大型ヘッドで高慣性 | – | 直進性重視の初中級者 |
HB SOFT 2 パター #1

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | HB SOFT 2 パター #1 |
| ヘッド形状 | ブレード |
| 特徴技術 | SPEED OPTIMIZED FACE TECHNOLOGY |
| 対応 | 標準/左用/レディス |
| 向いてる人 | 初めての1本を探す人 |
「HB SOFT 2 パター #1」は、ブレード形状のシリーズ基準モデルで、左用とレディスまで用意されるクリーブランドの中心的なパターです。番手表記の#1が示すとおり、シリーズの起点にあたります。
シャフトはオリジナルのスチールシャフトで、ブレード形状らしい素直な挙動を持ちます。特別な癖がないため、パターの好みがまだ定まっていない段階でも扱いに困りません。
標準的なブレードパターを探している人、1本目のパターを選びたいゴルファーにおすすめの選択肢です。
HB SOFT 2 パター #8C

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | HB SOFT 2 パター #8C |
| ヘッド形状 | マレット(センターシャフト) |
| 特徴技術 | STROKE SPECIFIC DESIGN |
| 対応 | – |
| 向いてる人 | ストレートストロークの人 |
「HB SOFT 2 パター #8C」は、センターシャフトを備えたクリーブランドのマレットパターです。真っ直ぐ構えやすさを重視するゴルファーへ向けた設計になっています。
グリップはHB SOFT 2 ピストル オーバーサイズ(72g/口径60)で、#1より太めの握りになります。手首の動きを抑えたいゴルファーには、太めのグリップが助けになります。
アドレスの向きに不安がある人、ストレートストロークのゴルファーにおすすめのパターです。
HB SOFT 2 パター #11C

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | HB SOFT 2 パター #11C |
| ヘッド形状 | マレット(センターシャフト) |
| 特徴技術 | 後方重量配分設計 |
| 対応 | – |
| 向いてる人 | ミスヒットが多い人 |
「HB SOFT 2 パター #11C」は、#8Cよりヘッド後方へ重量を配したクリーブランドのセンターシャフトマレットです。慣性モーメントを高め、ミスへの寛容性を優先しています。
グリップは#8Cと同じHB SOFT 2 ピストル オーバーサイズ(72g/口径60)が装着されます。ヘッドが大きい分だけ細かい操作は効きにくくなりますが、ショートパットで押し出しや引っかけが出にくくなります。
ショートパットの方向性を安定させたい人、打点がばらつきやすいゴルファーにおすすめの1本です。
HB SOFT 2 パター #15

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | HB SOFT 2 パター #15 |
| ヘッド形状 | ネオマレット |
| 特徴技術 | 大型ヘッドで高慣性モーメント |
| 対応 | – |
| 向いてる人 | 直進性重視の初中級者 |
「HB SOFT 2 パター #15」は、シリーズで最も大型のネオマレット形状を持つクリーブランドのパターです。直進性を最優先したいゴルファー向けの設計になっています。
グリップはHB SOFT 2 ピストル オーバーサイズ(72g/口径60)です。ヘッドが大きくなるほど手先の細かい操作は効きにくくなるため、振り子のストロークで距離を合わせる使い方が合います。
パッティングが安定しない初中級者、真っ直ぐ転がすことを最優先したいゴルファーにおすすめのモデルです。
クラブセット・ジュニア
これからゴルフを始める層に向けた、クリーブランドのオールインワンセット3種です。単品クラブとは選び方の基準が変わり、対象ユーザーと構成本数が判断の中心になります。比較表で対象と本数を確認したうえで、各セットの解説へ進んでください。
| モデル名 | 対象 | 本数構成 | キャディバッグ | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| PACKAGE SET | メンズ | 10本 | 付/なし選択可 | アイアンにカーボンシャフト仕様あり |
| BLOOM PACKAGE SET | レディス | 8本 | 付/なし選択可 | 専用フルラバーグリップ |
| ジュニアセット | ジュニア(3サイズ) | サイズ別3〜7本 | 全サイズ付属 | 身長/年齢別の3段階設計 |
PACKAGE SET

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PACKAGE SET |
| 対象 | メンズ |
| 本数構成 | 10本 |
| キャディバッグ | 付/なし選択可 |
| 特徴 | アイアンにカーボンシャフト仕様あり |
「PACKAGE SET」は、メンズ向けに組まれたクリーブランドのオールインワンセットです。ドライバーからパターまでが揃っており、クラブ選びに時間をかけずコースへ出られます。
セットで揃えるメリットは、番手ごとの重量やシャフトの流れが最初から整っていることです。単品で買い集めると番手間のつながりが崩れやすく、スイングのリズムを作りにくくなります。
これからゴルフを始める人、ブランクからの再開で道具を一度に揃えたいゴルファーにおすすめのセットです。
BLOOM PACKAGE SET

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | BLOOM PACKAGE SET |
| 対象 | レディス |
| 本数構成 | 8本(ドライバー/FW5/UT5/7I/9I/PW/SW/パター) |
| キャディバッグ | 付/なし選択可 |
| 特徴 | 専用フルラバーグリップ |
「BLOOM PACKAGE SET」は、女性ゴルファー向けに組まれたクリーブランドの8本セットです。楽しみながら上達できることをコンセプトに、コースで使う機会の多いクラブへ絞り込んでいます。
番手が少ない分だけ距離の刻みは粗くなりますが、どのクラブを持つか迷う場面は減ります。ラウンドに慣れてから、足りない番手を買い足していく進め方も可能です。
これからゴルフを始める女性、道具選びに時間をかけずコースデビューしたい人におすすめの1セットです。
ジュニアセット

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | ジュニアセット |
| 対象 | 3〜14歳(3サイズ展開) |
| 本数構成 | サイズ別3〜7本 |
| キャディバッグ | 全サイズにスタンド式付属 |
| 特徴 | 身長/年齢に応じた3段階設計 |
「ジュニアセット」は、年齢と身長に合わせてクリーブランドが3サイズのジュニア専用セットを用意しています。成長段階に応じて本数とクラブの長さが変わる構成になっています。
体格に合わないクラブは、振り方そのものを崩す原因になります。身長の目安に沿ったサイズ選びが、ジュニアがゴルフを続けるうえでの土台です。
子どもにゴルフを始めさせたい保護者、成長に合わせてサイズを選びたい家庭におすすめのセットです。
まとめ
この記事では、クリーブランドのブランドコンセプトと独自テクノロジーを解説し、日本正規ラインナップの全モデルを比較しました。ウェッジとパターへ開発を集中してきたブランドだけに、ショートゲームの道具は選択肢が豊富に揃っています。
道具を替えただけでスコアが縮むわけではありませんが、自分の悩みに合ったウェッジやパターは練習の成果を出しやすくしてくれます。クリーブランドのゴルフクラブ選びの参考になれば嬉しいです。


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