【ブリヂストン】ゴルフクラブ全モデル比較|種類と違い・おすすめはどれ?

  • ブリヂストンゴルフのクラブは種類が多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
  • BXシリーズとB3MAXシリーズで、性能の何が違うのか知りたい
  • 自分のヘッドスピードや持ち球に合うブリヂストンゴルフのモデルはどれ?

「ブリヂストンゴルフ」は1931年創業のブリヂストンを母体とするゴルフ用品ブランドで、ツアープロからアマチュアまで幅広く支持される国内有数のクラブブランドです。タイヤ開発で積み上げた素材とゴムの研究を土台にした「接点の科学」という開発思想と、ボールとフェースの食いつきにこだわった設計に定評があります

ゴルフクラブは自分のヘッドスピードや持ち球に合わないモデルを選んでしまうと、飛距離や方向性、スコアの伸びにも影響します。ラウンドで安定した結果を積み重ねるためにも、ゴルフクラブは各モデルの性能や特徴の違いを理解して選ぶことが大切です

この記事では、ブリヂストンゴルフの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行のゴルフクラブを全モデル比較します。カテゴリ別のおすすめモデルも紹介しますので、ブリヂストンゴルフのクラブが気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

ブリヂストンとはどんなゴルフクラブブランド?特徴と評判を紹介

ブリヂストンゴルフは、タイヤメーカーとして世界的に知られるブリヂストンが手がけるゴルフ用品ブランドです。ゴルフボールで築いた技術と信頼を土台に、クラブやシャフトまでを自社で開発しています。

国内メーカーのなかでも、素材そのものの研究からクラブづくりに入っていく点が際立っています。ここで整理するのは、ブリヂストンゴルフの成り立ちと現在の立ち位置です。

ブリヂストンゴルフのブランドコンセプト

ブリヂストンゴルフが掲げる開発思想が「接点の科学」です。クラブフェースとボールが触れ合う時間はわずか1万分の5秒程度とされ、その一瞬で弾道の初速もスピン量も決まります。ブリヂストンゴルフは接触の瞬間に起きている現象を解析し、フェースの表面処理や溝設計へ落とし込んでいます。

土台にあるのはタイヤ事業で積み上げた研究です。路面をつかむトレッドパターンや、ゴムと異素材を貼り合わせる複合材料の技術は、フェースの食いつきを高めるミーリング加工やカーボン複合ヘッドの設計と地続きになっています。

ボールとクラブの両方を自社で開発しているブランドは世界的にも多くありません。ブリヂストンゴルフは打ち出される側と打つ側の双方からデータを取れるため、フェースとボールの相性まで含めた開発ができる点が強みです。

ブリヂストンゴルフの歴史・創業背景

ブリヂストンの創業は1931年で、ゴルフボールの研究開発に着手したのは翌1932年でした。1934年に製造を開始し、1935年には国産第1号ボール「Bridgestone SUPER」を発売しています。ゴルフ用品メーカーとしての歩みは、90年近くにわたって続いてきました。

その後も1963年の「EAGLE」、1982年のソリッドボール「ALTUS」と、日本のゴルファーに定着する製品を送り出してきました。ゴルフクラブについては1972年に設立された合弁会社を足がかりに生産へ乗り出し、ボールで得た信頼をクラブへ広げています。

ボール由来の知見が長く蓄積されてきた点は、ブリヂストンゴルフのクラブを選ぶうえで見逃せません。フェース技術の「バイティングフェース」も、ボール側の挙動を知り尽くした開発体制から生まれています。

ブリヂストンゴルフの特徴・強み

ブリヂストンゴルフの開発サイクルは、ツアー現場からのフィードバックを起点にしています。契約プロが試したヘッド形状や抜け性能の要望はそのまま市販モデルへ反映され、ウエッジのソールグラインドのようにプロの実戦データが市販品へ直結する流れです。

クラブを売って終わりにしない体制も特徴です。全国の店舗や施設で受けられるフィッティングサービス「ゴルファーズドック」では、計測データをもとにヘッドとシャフトの組み合わせを提案します。同じモデルでもシャフト選びで弾道は大きく変わるため、試打して決められる環境は初中級者ほど価値があります

ラインナップの裾野の広さも見逃せません。ドライバーからパターまでが揃い、B2HTシリーズのようにレフトハンドモデルを用意するカテゴリもあります。左打ちのゴルファーが同一シリーズでセットを組める点は、国内ブランドのなかでも心強い選択肢です。

ブリヂストンゴルフの主要シリーズ構成

現行のブリヂストンゴルフのクラブは、性格の異なる系統に分かれています。BXシリーズはツアー志向のハイエンドで、低スピンや操作性を求めるゴルファーが対象です。B3MAXシリーズはやさしさを最優先した高機能モデル、B2HTシリーズはつかまりと高弾道を重視したスタンダードという住み分けになっています。

アイアンとウエッジには専用の系統があります。軟鉄鍛造アイアンは「B-FORGED」、スピン性能を追求したウエッジは「BITING SPIN」の名を冠し、打感とコントロール性を求める層に向けた開発です。

加えて、フィッティングやカスタムオーダー経由で手に入る「B-Limited」があります。ツアープロのニーズをそのまま形にしたカスタム専用シリーズで、市販モデルより小ぶりなヘッドや尖った性能設定が特徴です。系統の違いを頭に入れておくと、後半のモデル比較が読み解きやすくなります。

ブリヂストンゴルフの機能とテクノロジー

ブリヂストンゴルフのクラブには、カテゴリをまたいで搭載される独自技術があります。技術名の意味を理解すると見えてくるのは、スペック表だけではわからないモデルの狙いです。

ここではブリヂストンゴルフが全カテゴリで一押ししている技術を厳選して解説します。

ブリヂストンゴルフのゴルフクラブに搭載されている代表的なテクノロジーは以下の5つです。

  • バイティングフェース
  • カーボンモノコックボディ
  • サスペンションコア(SP-COR)
  • カーボンコアコンポジット(CCC)
  • バリアブルアジャストシステム

バイティングフェース

バイティングフェースは、インパクトでボールがフェース上を滑るのを抑え、食いつきを高めるブリヂストンゴルフの中核技術です。ボールとフェースの摩擦が足りないと、狙ったスピン量が得られず弾道が安定しません。接触面の状態を作り込むことで、打ち出しの再現性を高めています

カテゴリごとに作り分けられている点が特徴です。ドライバーの「BITING FACE 2.0」はスリップレスバイトミーリングをフェース全面へ施し、食いつきを高めながら低スピン化を狙います。ウエッジの新世代バイティングフェースは、粗さを増したサンドブラストの表面仕上げ、平行溝と斜め溝を組み合わせたマルチアングルミーリング、スコアラインを19本へ増やした新溝設計の3要素で構成されています。アイアン用の「バイティングフェース for IRON」やパターへの展開も特徴です。

雨で濡れたライやラフからの一打で差が出ます。ドライでもウェットでもスピンが落ちにくいため、グリーン周りで距離感を合わせやすくなります。フェースを開いて使う場面が多いゴルファーには、斜め溝が効くウエッジの恩恵が大きいでしょう。

カーボンモノコックボディ

カーボンモノコックボディは、ヘッドのボディ部分をCFRP(炭素繊維強化プラスチック)へ置き換え、金属を減らして余剰重量を生み出す構造です。浮いた重量を狙った位置へ配分することで、同じヘッド体積でも重心設計の自由度が上がります

ブリヂストンゴルフのドライバーでは狙いに応じて構造が変えられています。B3MAXはボディ全面をカーボン化した全面モノコックで、ヘッド体積460cm3のまま重量を周辺へ回して直進性を高めました。一方のBX1STが採るカーボンセミモノコック構造は、前作よりカーボン部分を増やしつつバック側にウエイトパーツを配置し、慣性モーメント(ヘッドのねじれにくさを表す数値)を引き上げています。

芯を外した打点でヘッドがねじれにくくなるため、曲がり幅が小さくなり方向性が安定します。ミスの許容度を上げたいゴルファーほど、カーボン化の効果を体感しやすい設計です。

サスペンションコア(SP-COR)

サスペンションコアは、フェースを裏側から支える部材を入れ、フェース周辺のたわみ方をコントロールする技術です。通常のフェースは中央付近で最もよく弾みますが、トゥ側やヒール側は反発が落ちて初速が下がります

ブリヂストンゴルフは支持部材を配置することで、トゥ・ヒールの反発性能を引き上げました。アイアンの245MAXでは、サスペンションコアに360度スリット構造を組み合わせてフェース周りを広く動かし、打点部には振動吸収ラバーを搭載して打感を柔らかく整えています。

効いてくるのはミスヒットの一打です。芯を外したときの飛距離ロスが軽減され、番手なりの距離が残りやすくなります。打点がばらつきやすい初中級者にも、ヘッドスピードが速く芯の外し方が大きく響く上級者にも、恩恵のある仕組みです。

カーボンコアコンポジット(CCC)

カーボンコアコンポジットは、アイアンで飛距離とやさしさを両立させるための複合構造です。フェースを薄く仕上げるほどよく弾む一方、強度と打感の確保が難しくなります。ブリヂストンゴルフは異素材を組み合わせることで、両立の壁を越えにきました

245MAXではフェース厚を1.85mmまで薄肉化し、生み出した余剰重量を30g超の高機能プレートへ回しています。ヘッドにはHSメタルX37とCFRP、タングステンウエイトが使い分けられ、重い素材を低く外側へ、軽い素材を上部へ配置する設計です。

打ち出し角が上がりやすくなり、7番アイアンでもボールが高く上がってグリーンで止まります。ロングアイアンで球が上がらず悩んでいるゴルファーには、CCCを採用した高機能アイアンが有力な選択肢になります。

バリアブルアジャストシステム

バリアブルアジャストシステムは、ドライバーのフェースアングルを8ポジションから調整できる可変機構です。ネックのスリーブを差し替えることで、構えたときのフェースの向きとロフト感を変えられます。

BX1STではソール部フェース側に2種のウエイトを備えたアジャスタブルカートリッジも併用でき、重量配置による弾道チューニングまで踏み込めます。フェース向きで持ち球の傾向を、ウエイトで弾道の強さを調整するという役割分担です。

スイングは季節やコンディションで変わるため、1本のドライバーを合わせ込めるメリットは小さくありません。持ち球がフックに寄ってきたらフェースを開き気味に、右へ抜けるようになったら閉じ気味にと、買い替えずに対応できます。ブリヂストンゴルフのBXシリーズを検討するなら、可変機構の使い方まで含めて試打しておくとよいでしょう。

ブリヂストンゴルフの全種類を比較

ブリヂストンゴルフの現行クラブを、ドライバーからパターまでカテゴリごとに整理します。カテゴリ内はツアー志向のハイエンドから、やさしさ重視のスタンダードへ向かう順で並べました。

各カテゴリの冒頭にそのカテゴリの比較表を置き、続けて1モデルずつ性格と向いているゴルファーを解説します。自分のヘッドスピードと持ち球を思い浮かべながら読み進めてください。

ブリヂストンゴルフの現行クラブを、ドライバーからパターまで以下の6カテゴリ別に比較します。

  • ドライバー
  • フェアウェイウッド
  • ユーティリティ
  • アイアン
  • ウエッジ
  • パター

ドライバー

ブリヂストンゴルフのドライバーは、BXシリーズ・B3MAXシリーズ・B2HTシリーズが並ぶラインナップの中心カテゴリです。ロースピン系・コントロール系・つかまり系・やさしさ系と性格の幅が広く、ヘッドスピードと持ち球で候補が絞り込めます。カスタム専用のB-Limited系を含めた全モデルを比較表で示し、以下で順に解説します。

スクロールできます
モデル名ヘッド体積ロフト角ヘッド素材タイプ対象レベル
B-Limited BX★★TOUR460cm39.0°Ti811/HSチタン/CFRP低スピン許容ツアー上級者
B-Limited BX TOUR MAX460cm39.5°/10.5°Ti811/HSチタン/CFRP高MOI・適正スピン上級者
B-Limited BX1★TOUR445cm39.0°Ti811/6AL-4V/CFRP振り抜き重視上級者
BX1LS455cm39.0°Ti811/CFRP/6AL-4V高初速ロースピン上級者
BX1ST455cm39.5°/10.5°Ti811/6AL-4V/CFRP低スピンコントロール中上級者
BX2HT460cm39.5°/10.5°Ti811/6AL-4V/CFRPつかまり重視中級者
B3MAX460cm39.5°/10.5°CFRP/6AL-4VMAXやさしい初中級者
B3MAX D460cm310.5°CFRP/6AL-4V安定ハイドロー初中級者
B2HT460cm39.5°/10.5°Ti811/6AL-4V/CFRP弾道コントロール初中級者

B-Limited BX★★TOUR

B-Limited BX★★TOURの製品画像

項目内容
モデル名B-Limited BX★★TOUR
ヘッド体積460cm3
ロフト角9.0°
ヘッド素材ボディ:Ti811チタン合金、フェース:HSチタン、ソール/クラウン:CFRP
タイプつかまりを抑えて許容性を高めたカスタム専用ツアーモデル(2026年10月9日発売)

ブリヂストンゴルフのカスタム専用シリーズB-Limitedのなかで、最もツアー寄りの性格を持つドライバーがB-Limited BX★★TOURです。フィッティングやカスタムオーダーを経て手に入る位置づけで、2026年10月9日に発売されます。

ヘッド体積460cm3の大きさを確保しながら、つかまりを抑えたヘッド設計になっています。フェースにHSチタン、ソールとクラウンにCFRPを使い分け、ボディのTi811チタン合金と組み合わせることで、ロフト角9.0°の強い弾道と許容性を同居させました

左を嫌って手が止まってしまうプレーヤーが、思い切って振り抜けるのがB-Limited BX★★TOURの持ち味です。フェードで攻めるゴルファーが持ち球を崩さずに飛距離を伸ばしたい場面で力を発揮します。

ヘッドスピードが速く、球のつかまりすぎに悩む上級者向けのドライバーです。カスタム専用のため、購入前にフィッティングでシャフトまで詰めておく流れが前提になります。

B-Limited BX TOUR MAX

B-Limited BX TOUR MAXの製品画像

項目内容
モデル名B-Limited BX TOUR MAX
ヘッド体積460cm3
ロフト角9.5°/10.5°
ヘッド素材ボディ:Ti811チタン合金、フェース:HSチタン、ソール/クラウン:CFRP
タイプ高慣性MOIヘッドで適正スピンと高い許容性を両立したカスタム専用モデル(2026年9月18日発売)

高慣性モーメントのヘッドを求める声に応えたカスタム専用モデルが、B-Limited BX TOUR MAXです。2026年9月18日発売で、ツアーモデルでありながら許容性を前面に出した設定になっています。

460cm3のヘッドに重量を周辺配分し、ねじれにくさを高めた高MOI設計が中身です。スピンを削りすぎず適正量に収める考え方のため、打ち出し後に弾道が力尽きるような失速が起きにくくなっています。ロフト角は9.5°と10.5°の2種類が用意されます。

競技志向でありながら、ミスヒット時の落差を減らしたいゴルファーに合う一本です。B-Limited BX★★TOURが操作性寄りなのに対し、B-Limited BX TOUR MAXは安定性寄りという住み分けです。

上級者のなかでも、1ラウンドを通してフェアウェイキープ率を落としたくない層に向いたドライバーといえます

B-Limited BX1★TOUR

B-Limited BX1★TOURの製品画像

項目内容
モデル名B-Limited BX1★TOUR
ヘッド体積445cm3
ロフト角9.0°
ヘッド素材ボディ:Ti811チタン合金、フェース:6AL-4Vチタン合金、クラウン:CFRP
タイプコンパクトヘッドで振り抜きの良さと弾道安定性を追求したカスタム専用モデル

ヘッド体積445cm3というコンパクトさが、B-Limited BX1★TOURの出発点です。現行のブリヂストンゴルフのドライバーで最も小ぶりなヘッドを持ち、カスタム専用のB-Limitedシリーズとして展開されています。

小さいヘッドは空気抵抗が減り、ダウンスイングでのヘッドの走りが軽くなります。ボディのTi811チタン合金にCFRPクラウンを組み合わせて余剰重量を確保し、振り抜きの軽さと弾道の安定性を両立させました。ロフト角は9.0°の一択で、叩けるプレーヤーに照準を合わせています。

大型ヘッドだと構えたときに違和感がある、あるいはフェースを返すタイミングが合わないというゴルファーに向きます。ツアーフィードバックがそのまま形になった操作性重視のヘッドです

自分でボールを操作したい上級者、コンパクトな見た目を好むプレーヤーにおすすめのドライバーです

BX1LS

BX1LSの製品画像

項目内容
モデル名BX1LS
ヘッド体積455cm3
ロフト角9.0°
ヘッド素材ボディ:Ti811チタン合金+CFRP、フェース:6AL-4Vチタン合金
タイプ高初速を追求したロースピンモデル

市販モデルのなかで、BX1LSは最もスピンを削りにいっています。モデル名のLSはロースピンを指し、ヘッドスピードの速いゴルファーが直面する吹け上がりの問題に正面から向き合っています。

ヘッド体積は455cm3、ロフト角9.0°の設定で、ボディにTi811チタン合金とCFRPを組み合わせ、フェースには6AL-4Vチタン合金を採用しました。高初速とロースピンの両立により、風に押し戻されにくい強い弾道が出せます。

打ち下ろしのホールや向かい風の場面で違いが出ます。高く上がって失速する弾道が、前へ伸びるライナー性の弾道に変わることで稼げるのは、ランを含めたトータル飛距離です。

一方でボールが上がりにくいため、ヘッドスピードが足りないと飛距離を損ないます。BX1LSはヘッドスピードが速く、スピン量の多さが飛距離のロスになっている上級者に照準を合わせたモデルです。

BX1ST

BX1STの製品画像

項目内容
モデル名BX1ST
ヘッド体積455cm3
ロフト角9.5°/10.5°
ヘッド素材ボディ:Ti811チタン合金、フェース:6AL-4Vチタン合金、ソール/クラウン:CFRP
タイプ低スピンで強い弾道とコントロール性を両立するモデル

BX1STは、ブリヂストンゴルフのドライバーで技術が最も密に投入された1本です。カーボンセミモノコック構造、BITING FACE 2.0、SP-COR、アジャスタブルカートリッジ、バリアブルアジャストシステムが同時に搭載されています。

前作よりカーボン部分を増やし、バック側のウエイトパーツで慣性モーメントを高めた構造が土台です。そこへフェース全面のスリップレスバイトミーリングが加わり、食いつきを保ったまま低スピン化を進めました。ヘッド体積455cm3、ロフト角は9.5°と10.5°から選べます。

チューニングの幅の広さも武器です。8ポジションのフェースアングル調整に加え、ソール側のアジャスタブルカートリッジで2種のウエイトを入れ替えられるため、持ち球が変わっても1本で追随できます。

低スピンの強い弾道を求めつつ、扱いやすさも譲りたくない中上級者に合うドライバーです。BX1LSほど尖った設定ではないため、ヘッドスピードに幅のある層が候補に入れられます。

BX2HT

BX2HTの製品画像

項目内容
モデル名BX2HT
ヘッド体積460cm3
ロフト角9.5°/10.5°
ヘッド素材ボディ:Ti811チタン合金、フェース:6AL-4Vチタン合金、ソール/クラウン:CFRP
タイプ安定したつかまりと高弾道のキャリーで飛ばすモデル

BXシリーズのなかで、つかまりと高弾道を担当するのがBX2HTです。ツアー志向のBX系でありながら、スライス傾向のゴルファーが持つ悩みへ応える設計になっています。

ヘッド体積460cm3のフルサイズヘッドに、BITING FACE 2.0とSP-CORを搭載しました。フェースの食いつきでスピンを安定させつつ、トゥ・ヒールの反発を引き上げているため、芯を外しても初速が落ちにくい構成です。バリアブルアジャストシステムも備わります。

キャリーで距離を稼ぐタイプの弾道が出るので、フェアウェイが硬くない日本のコースでも飛距離が読みやすくなります。右へ抜ける不安が減ることで広がるのが、ティーショットで狙える幅です。

BXシリーズの性能は使いたいけれど、BX1LSやBX1STではつかまりが足りないと感じる中級者に向いたドライバーです。ロフト角9.5°と10.5°の2種類から、弾道の高さで選び分けられます。

B3MAX

B3MAXの製品画像

項目内容
モデル名B3MAX
ヘッド体積460cm3
ロフト角9.5°/10.5°
ヘッド素材ボディ:CFRP、フェース:6AL-4Vチタン合金
タイプカーボンモノコックボディでMAXやさしい高機能ドライバー

やさしさを最優先に設計された高機能ドライバーがB3MAXです。ボディをCFRPで成形したカーボンモノコックボディを採用し、ブリヂストンゴルフのドライバーで最も直進性へ振った1本になっています。

金属ボディをカーボンへ置き換えて生まれた重量を周辺へ配分し、ヘッド体積460cm3のまま慣性モーメントを高めました。フェースには6AL-4Vチタン合金を使い、スリップレスバイトミーリングとサスペンションコア、ボディ剛性コントロールを組み合わせています。ブレずに真っ直ぐ大きく飛ばすという開発コンセプトどおりの性格です。

トゥ側やヒール側に当たった一打でも、曲がり幅が抑えられて前へ進みます。ティーショットが左右へ散ってスコアを崩している人ほど、効果を実感しやすい設計です。

方向性の安定を第一に考える初中級者におすすめのドライバーです。ロフト角は9.5°と10.5°が用意され、球の上がりやすさで選択できます。

B3MAX D

B3MAX Dの製品画像

項目内容
モデル名B3MAX D
ヘッド体積460cm3
ロフト角10.5°
ヘッド素材ボディ:CFRP、フェース:6AL-4Vチタン合金
タイプ高MOI設計で安定したハイドローを打てるモデル

B3MAX Dは、B3MAXの直進性にドロー性能を上乗せしたモデルです。末尾のDはドローを指し、右へのミスを減らしたいゴルファー向けにチューニングされています。

カーボンモノコックボディとフェースの6AL-4Vチタン合金という骨格はB3MAXと共通で、重心配置を変えることでヘッドの返りを助けています。ロフト角は10.5°の1種類に絞られ、安定したハイドローで飛ばす方向へ性格を明確にしました。

スライスが持ち球のゴルファーがB3MAX Dを使うと、右へ抜けていた球が中央へ戻り、キャリーも伸びます。ドロー系ヘッドにありがちな引っかけの怖さも、高MOI設計によって抑え込まれています。

右へのミスに悩む初中級者に合う1本です。左を怖がるほどつかまるわけではないため、シリーズ内でどちらを選ぶかはドライビングレンジで打ち比べて決めるとよいでしょう。

B2HT

B2HTの製品画像

項目内容
モデル名B2HT
ヘッド体積460cm3
ロフト角9.5°/10.5°
ヘッド素材ボディ:Ti811チタン合金、フェース:6AL-4Vチタン合金、クラウン:CFRP
タイプ8ポジション可変ウエイトで弾道コントロールできるモデル(レフトハンド対応)

長く親しまれてきたJGRやB2の性能を受け継ぐスタンダードモデルが、ブリヂストンゴルフのB2HTです。460cm3のTi811チタン合金ボディにCFRPクラウンを組み合わせ、扱いやすさを軸にまとめられています。

搭載されるウエイト可変機構により、弾道の高さやつかまり具合を調整できます。同じヘッドで持ち球に合わせ込めるため、スイングが固まりきっていない段階でも長く付き合えるドライバーです。ロフト角は9.5°と10.5°から選べます。

ラインナップ上で見逃せないのが、レフトハンドモデルが用意されている点です。左打ちのゴルファーは選択肢が限られがちですが、B2HTならフェアウェイウッドやユーティリティまで同じシリーズでセットが組めます。

やさしさと調整幅の両方が欲しい初中級者、そして左打ちのゴルファーにおすすめのドライバーです

フェアウェイウッド

ブリヂストンゴルフのフェアウェイウッドは、ドライバーと同じシリーズ名で展開されるため、セットの流れを揃えやすいのが特徴です。風に強い飛び系、つかまりの良い高弾道系、やさしさ重視の3方向から選べます。全モデルの番手構成とロフト角を比較表にまとめ、続けて1本ずつ解説します。

スクロールできます
モデル名番手構成ロフト角ヘッド体積タイプ対象レベル
B-Limited BX2HT3W15°188cm3中強弾道・飛距離上級者
BX1ST3W/5W15°/18°179cm3/160cm3風に強い弾道中上級者
BX2HT3W/5W/7W15°/18°/21°188cm3/164cm3/139cm3つかまり高弾道中級者
B3MAX3W/5W/7W15°/18°/21°185cm3/166cm3/149cm3MAXやさしい初中級者
B2HT3W/5W/7W15°/18°/21°183cm3/161cm3/138cm3ドローバイアス初中級者

B-Limited BX2HT

B-Limited BX2HTの製品画像

項目内容
モデル名B-Limited BX2HT
番手構成3W
ロフト角15°
ヘッド体積188cm3
ヘッド素材ボディ:Ti811チタン合金、クラウン:CFRP

カスタム専用シリーズのフェアウェイウッドが、B-Limited BX2HTです。番手は3Wのみ、ロフト角15°の1本立てという潔い構成で、ツアーの要望を形にしたモデルになっています。

ヘッド体積188cm3はカテゴリ内で最大級です。Ti811チタン合金のボディにCFRPクラウンを合わせ、余剰重量を低く配置することで、つかまりの良い中強弾道をつくります。高すぎず低すぎない打ち出しのため、風の影響を受けにくい弾道です。

ティーショットで刻む場面や、パー5の2打目で距離を残したくない場面が主戦場になります。3Wでしっかり距離を稼ぎたいプレーヤーの1本です

フィッティングやカスタムオーダー経由で入手するモデルのため、シャフトの組み合わせまで詰めたい上級者に向いています

BX1ST

BX1STの製品画像

項目内容
モデル名BX1ST
番手構成3W/5W
ロフト角15°/18°
ヘッド体積179cm3/160cm3
ヘッド素材ボディ:Ti811チタン合金、クラウン:CFRP

ツアーユースの飛び系フェアウェイウッドがBX1STです。3W(15°)と5W(18°)の2番手構成で、ヘッド体積は179cm3と160cm3と、カテゴリのなかではやや小ぶりにまとめられています。

BITING FACE 2.0によってフェースの食いつきを高め、スピン量のばらつきを抑えました。小ぶりなヘッドとTi811チタン合金ボディの組み合わせにより、ラフからでもヘッドが抜けやすく、風に強い弾道と安定したスピン量が持ち味になっています。

叩いていける中上級者ほど、林の間から低く出す球にも操作性の高い小ぶりなヘッドが応えてくれます

ドライバーでBX1STやBX1LSを選んだゴルファーが、流れを揃えて組み込むのに適したフェアウェイウッドです。7Wの設定がない点は、番手構成を考えるうえで押さえておきたいところです

BX2HT

BX2HTの製品画像

項目内容
モデル名BX2HT
番手構成3W/5W/7W
ロフト角15°/18°/21°
ヘッド体積188cm3/164cm3/139cm3
ヘッド素材ボディ:ハイパーマレージング鋼AM355+タングステン、クラウン:CFRP

BX2HTは3W・5W・7Wの3番手を揃え、つかまりの良さを軸にしたフェアウェイウッドに仕上げています。ヘッド体積は188cm3から139cm3まで番手ごとに変わり、上の番手ほど大きく、下の番手ほど小さく設定されています。

ボディにはハイパーマレージング鋼AM355とタングステンを組み合わせ、クラウンをCFRP化しました。重い素材を低い位置へ集めることで重心を下げ、ミスヒットに強い高弾道をつくります。BITING FACE 2.0も搭載されます。

地面から打つフェアウェイウッドは、少しダフっただけで距離が落ちるのが悩みどころです。BX2HTは低重心化によってボールの下をくぐりにくく、多少薄く当たっても前へ運べる設計です

ドライバーでBX2HTを使う中級者はもちろん、7Wまで揃えてロングアイアンを置き換えたいゴルファーにもおすすめできます

B3MAX

B3MAXの製品画像

項目内容
モデル名B3MAX
番手構成3W/5W/7W
ロフト角15°/18°/21°
ヘッド体積185cm3/166cm3/149cm3
ヘッド素材ボディ:Ti811チタン合金(タングステンウエイト)、クラウン:CFRP

フェアウェイウッドでチタンボディを採用しているのがB3MAXです。カテゴリでは珍しい構成で、Ti811チタン合金とタングステンウエイト、CFRPクラウンの組み合わせによって、やさしさと初速の両立を狙っています。

チタンは比重が軽いため、同じヘッド体積でも余らせた重量を狙った位置へ振り分けられます。B3MAXはタングステンを低く配置し、地面から打っても球が上がりやすい設計に仕上げました。スリップレスバイトミーリングとサスペンションコアも組み込まれています。

フェアウェイウッドに苦手意識があるゴルファーほど違いが出ます。ボールが上がらずゴロになりやすい人でも、キャリーが出て番手なりの距離を残せるでしょう

3W・5W・7Wの3番手が揃うため、初中級者がロングアイアンを抜いて構成を組み直すときにも使いやすいシリーズです

B2HT

B2HTの製品画像

項目内容
モデル名B2HT
番手構成3W/5W/7W
ロフト角15°/18°/21°
ヘッド体積183cm3/161cm3/138cm3
ヘッド素材ボディ:ハイパーマレージング鋼AM355+タングステン、クラウン:CFRP

JGRやB2の流れを汲むスタンダードなフェアウェイウッドがB2HTです。3W・5W・7Wの3番手構成で、ハイパーマレージング鋼AM355のボディにタングステンとCFRPクラウンを組み合わせています。

ヘッド内部の重量配分はつかまり寄りに設定され、ドローバイアスの弾道が出ます。右へ抜けるミスが減り、高い球でグリーンを狙えるのがB2HTの持ち味です。ヘッド体積は183cm3から138cm3まで、番手ごとに絞られていきます。

ドライバーのB2HTと同じく、レフトハンドモデルが用意されている点も強みです。左打ちのゴルファーがドライバーからフェアウェイウッドまで同一シリーズで揃えられます。

つかまりを重視する初中級者、そしてセットの統一感を大切にしたいゴルファーに向いたフェアウェイウッドです

ユーティリティ

ブリヂストンゴルフのユーティリティは、ロングアイアンの置き換えとして狙う精度とやさしさのどちらを取るかで選び分けるカテゴリです。ウッド型に加えてアイアン型も用意され、番手構成もH3からH6まで幅があります。比較表で番手とロフト角の違いを確認したうえで、各モデルの性格を見ていきましょう。

スクロールできます
モデル名番手構成ロフト角ヘッド素材タイプ対象レベル
B-Limited 229HI2番/3番/4番17°/20°/23°ソフトステンレス+ハイパーステンレス455アイアン型高精度上級者
BX1ST HYH3/H4/H519°/22°/25°SUS630ステンレス操作性重視中上級者
BX2HT HYH3〜H619〜28°SUS630ステンレス+タングステンドローバイアス中級者
B3MAX HYH4〜H622〜28°ハイパーマレージング鋼AM355+CFRPMAXやさしい初中級者
B2HT HYH3〜H619〜28°SUS630ステンレス+タングステンつかまり重視初中級者

B-Limited 229HI

B-Limited 229HIの製品画像

項目内容
モデル名B-Limited 229HI
番手構成2番/3番/4番
ロフト角17°/20°/23°
ヘッド素材ボディ:ソフトステンレス+ステンレスウエイト、フェース:ハイパーステンレス455
タイプ中空構造の深重心設計でロングレンジを高精度に狙うカスタム専用モデル

アイアン型のユーティリティとして展開されるカスタム専用モデルが、B-Limited 229HIです。番手は2番・3番・4番で、ロフト角は17°・20°・23°と、ウッド型より立った設定になっています。

中身は中空構造(内部を空洞にして重量を外周へ回す構造)で、ソフトステンレスのボディにハイパーステンレス455のフェース、さらにステンレスウエイトを配置しました。深重心化によって、アイアン型でありながらロングレンジを高精度に狙える弾道が出せます。

アイアン型の利点は構えたときの直線的な見え方と、ラフからの抜けの良さです。ウッド型では球がつかまりすぎるプレーヤーが、方向性を管理しやすくなります

ツアープロが求める操作性をそのまま反映したモデルのため、対象は上級者です。フィッティングやカスタムオーダー経由での入手になります。

BX1ST HY

BX1ST HYの製品画像

項目内容
モデル名BX1ST HY
番手構成H3/H4/H5
ロフト角19°/22°/25°
ヘッド素材ボディ/フェース:SUS630ステンレス
タイプアイアン感覚のヘッドシェイプで操作性を重視したモデル

操作性を重視したウッド型ユーティリティがBX1ST HYです。H3(19°)・H4(22°)・H5(25°)の3番手構成で、SUS630ステンレスをボディとフェースの両方に採用しています。

ヘッドシェイプはアイアンの延長で構えられる形に整えられ、BITING FACE 2.0によってスピン量が安定します。高い操作性と安定したスピン量の組み合わせによって、狙った距離でボールを止めやすいのが強みです。

パー3のティーショットや、長い距離が残ったセカンドでグリーンを直接狙う場面で頼れます。球を曲げて障害物をかわす使い方にも応えます

つかまりすぎるユーティリティを嫌う中上級者に合うモデルです。BXシリーズでセットを揃えるゴルファーの中間番手としても機能します。

BX2HT HY

BX2HT HYの製品画像

項目内容
モデル名BX2HT HY
番手構成H3/H4/H5/H6
ロフト角19°/22°/25°/28°
ヘッド素材ボディ/フェース:SUS630ステンレス(タングステンウエイト)
タイプドローバイアス設計で安定した高弾道を実現するモデル

H3からH6まで4番手が揃うユーティリティがBX2HT HYです。ロフト角は19°〜28°をカバーし、アイアンとの距離の階段を細かく刻めます。

SUS630ステンレスのヘッドにタングステンウエイトを組み合わせ、重心をヒール寄りかつ低い位置へ配置しました。ドローバイアス設計によってヘッドが返りやすくなり、安定した高弾道でグリーンを狙える性格に仕上がっています。BITING FACE 2.0も搭載されます。

ロングアイアンで球が上がらず、グリーンに乗っても転がって奥へこぼれてしまう。そうした悩みに応えるのが、高い打ち出しとスピンで止まる球です

右へのミスを減らしたい中級者向けのユーティリティです。ドライバーやフェアウェイウッドでBX2HTを選んでいるなら、番手の流れも自然につながります。

B3MAX HY

B3MAX HYの製品画像

項目内容
モデル名B3MAX HY
番手構成H4/H5/H6
ロフト角22°/25°/28°
ヘッド素材ボディ:ハイパーマレージング鋼AM355、クラウン:CFRP
タイプ深重心化で大きく飛ばすMAXやさしいモデル

やさしさに全振りしたユーティリティがB3MAX HYです。H4(22°)・H5(25°)・H6(28°)という構成で、ロングアイアンが苦手なゴルファーが置き換えやすい番手を押さえています。

ハイパーマレージング鋼AM355のボディにCFRPクラウンを合わせ、浮いた重量を後方低くへ回して深重心化を進めました。スリップレスバイトミーリングとサスペンションコアも入り、芯を外しても初速が落ちにくい構成です。

多少ダフっても、ソールが滑って前へ運んでくれます。ラフに沈んだライからでも脱出しやすく、大叩きの原因を減らせます

長い距離が残ると手が縮こまってしまう初中級者におすすめのユーティリティです。3番手あれば、4番・5番アイアンを抜いた構成が組めます。

B2HT HY

B2HT HYの製品画像

項目内容
モデル名B2HT HY
番手構成H3/H4/H5/H6
ロフト角19°/22°/25°/28°
ヘッド素材ボディ/フェース:SUS630ステンレス(タングステンウエイト)
タイプヒール側ウエイトのオフセット形状でつかまりを高めたモデル(レフトハンド対応)

つかまりの良さを最優先したユーティリティがB2HT HYです。H3からH6まで4番手が揃い、ロフト角19°〜28°をカバーします。

SUS630ステンレスのヘッドにタングステンウエイトをヒール側へ寄せ、オフセット形状(フェースがシャフトより後ろに下がった形状)と組み合わせました。ヘッドが返りやすくなるため、右を恐れず高弾道でやさしく狙える性格になっています。

スライスが出やすいゴルファーがユーティリティで悩むのは、球がつかまらずに右へ弱く飛んでしまう点です。B2HT HYは重心配置でつかまりを補い、キャリーを取り戻します

レフトハンドモデルが用意されているのもB2HT HYの強みです。左打ちの初中級者が、ドライバーからユーティリティまで一貫したセットを組めます。

アイアン

ブリヂストンゴルフのアイアンは、軟鉄鍛造のツアーモデルからカーボンを使った高機能モデルまで、振れ幅が最も大きいカテゴリです。打感と操作性を取るか、やさしさと飛距離を取るかで選択が分かれます。素材と番手構成を比較表で見比べたうえで、各モデルの狙いを確認していきましょう。

スクロールできます
モデル名素材(ボディ)番手構成フェース素材タイプ対象レベル
B-Limited 220MB軟鉄(S20C)鍛造#3〜PW(8本)軟鉄(S20C)マッスルバック打感上級者
100CB軟鉄(S20C)鍛造#4〜9、PW(7本)軟鉄(S20C)快芯打感ツアー上級者
200CB+軟鉄(S20C)+タングステン(#4、5)/軟鉄(S20C)(#6〜PW)#4〜PW(8本)軟鉄(S20C)キレと寛容両立中上級者
258CBP軟鉄(S20C)#5〜9、PW(6本)SAE8655クロムモリブデン鋼打感操作性両立中級者
BX2HT17-4PLUS(#5〜PW)/SUS304ステンレス(AW、SW)#5〜9、PW、AW、SWHT1770Mマレージング鋼中空高機能初中級者
245MAXHSメタルX37+CFRP+タングステン#6、7、8、9、P1、P2、AW、SW(8本)HSメタルX37MAXやさしい初中級者

B-Limited 220MB

B-Limited 220MBの製品画像

項目内容
モデル名B-Limited 220MB
素材軟鉄(S20C)鍛造
番手構成#3〜PW(8本)
フェース軟鉄(S20C)一体鍛造
タイプ芯を食う分厚い打感のマッスルバック。カスタム専用モデル

ブリヂストンゴルフのアイアンで最も競技志向が強いモデルが、カスタム専用のB-Limited 220MBです。マッスルバック(ヘッド背面が削られておらず、肉厚が均一に近い形状)を採用し、3番からPWまで8本が揃います。

軟鉄S20Cの一体鍛造でつくられるため、芯を食ったときの分厚い打感が返ってきます。キャビティ形状のように重量を外周へ逃がしていないぶん許容性は控えめで、打点のずれがそのまま距離と方向のずれになる仕様です。

裏を返せば、意図した弾道を出しやすいのが持ち味です。ボールを低く抑える、あるいは高く上げて止めるといった打ち分けに、ヘッドが素直に反応します。

打点が安定している上級者、競技でスコアを争うゴルファーに向いたアイアンです。フィッティングやカスタムオーダー経由での入手になります。

100CB

100CBの製品画像

項目内容
モデル名100CB
素材軟鉄(S20C)鍛造
番手構成#4〜9、PW(7本、6本セット#5〜9、PWも選択可)
フェースバイティングフェース for IRON
タイプ打点部の肉厚を増した快芯打感のツアーアイアン(2026年9月4日発売)

軟鉄鍛造アイアンの新シリーズ「B-FORGED」の中心が100CBです。2026年9月4日発売で、#4〜9とPWの7本セット、または#5〜9とPWの6本セットから選べます。

打感を左右する要素として、打点部の肉厚を増したインパクトコアが投入されました。加えてNeoツアーコンタクトソールがターフの抜けを整え、バイティングフェース for IRONがボールの食いつきを高めます。素材は軟鉄S20C鍛造で、芯を食ったときの手応えの気持ち良さを軸に設計されました。

グリーンを狙うショットで、スピン量が読めることの意味は大きくなります。100CBは弾道の高さとスピンの再現性が高く、ピンを直接狙う組み立てがしやすくなります

キャビティ形状ながら、対象は打点の安定した上級者です。B-Limited 220MBほど厳しくないため、マッスルバックから一歩やさしさが欲しいゴルファーの移行先にもなります。

200CB+

200CB+の製品画像

項目内容
モデル名200CB+
素材軟鉄(S20C)+タングステン(#4、5)/軟鉄(S20C)(#6〜PW)
番手構成#4〜PW(8本、6本セット#5〜9、PWも選択可)
フェースバイティングフェース for IRON
タイプ中空構造でキレと寛容の黄金比率を両立したツアーアイアン(2026年9月4日発売)

100CBと同じB-FORGEDシリーズで、やさしさ寄りに振ったのが200CB+です。2026年9月4日発売で、#4〜PWの8本セットと#5〜9・PWの6本セットが用意されます。

構造上の工夫は番手ごとの作り分けにあります。球の上がりにくい#4と#5には軟鉄S20Cにタングステンを組み合わせ、#6〜PWは軟鉄S20Cで仕上げました。長い番手ほど重量を低く配置することで、ロングアイアンの打ち出しを助けつつ短い番手の操作性を残す設計です。

ラウンド中に難しくなるのは、長い番手でグリーンを狙う場面です。200CB+は#4や#5でも高さが出るため、番手なりの距離を安定して残せます

打感を求めながら許容性も欲しい中上級者に合うアイアンです。100CBとはヘッドの構造が違うため、同じB-FORGEDでも打ち比べて決めることをおすすめします。

258CBP

258CBPの製品画像

項目内容
モデル名258CBP
素材ボディ:軟鉄(S20C)、フェース:SAE8655クロムモリブデン鋼
番手構成#5、6、7、8、9、PW(6本)
フェースSoft&Speedフェース(#5〜7)
タイプ360°ポケットキャビティ構造で打感と操作性を両立した飛びの軟鉄複合鍛造

軟鉄複合鍛造という手法を用いたのが258CBPです。ボディに軟鉄S20C、フェースにSAE8655クロムモリブデン鋼という異素材を組み合わせ、打感と初速を両立させました。番手構成は#5からPWまでの6本です。

ヘッド背面には360°ポケットキャビティ構造を採用し、周辺重量を確保しています。球の上がりにくい#5〜7にはSoft&Speedフェースが入り、やわらかい打感のまま初速を引き上げる組み立てになっています。

軟鉄の打感を残しながら飛距離も欲しい、という要望に応えるアイアンです。フルキャビティほど機械的な打感にならず、手応えを感じながら振っていけます

打感と操作性のバランスを重視する中級者におすすめのモデルです。ツアーモデルは難しいが、飛び系アイアンの打感には満足できないというゴルファーの受け皿になります。

BX2HT

BX2HT(アイアン)の製品画像

項目内容
モデル名BX2HT(アイアン)
素材ボディ:17-4PLUS(#5〜PW)/SUS304ステンレス(AW、SW)
番手構成#5、6、7、8、9、PW、AW、SW
フェースHT1770Mマレージング鋼(#5〜PW)
タイプ低重心・幅広ソールの中空高機能アイアン。高初速・高弾道でソフトな打感

中空構造を採用した高機能アイアンがBX2HTです。#5からSWまで8本が揃い、ボディには#5〜PWに17-4PLUS、AWとSWにSUS304ステンレスと、番手ごとに素材を使い分けています。

フェースには薄く強いHT1770Mマレージング鋼を使い、中空構造と組み合わせることで大きくたわませています。高初速と高弾道をソフトな打感のまま両立させた点が、飛び系アイアンとしては珍しい仕上がりです。低重心と幅広ソールにより、ダフりへの寛容性も確保されています。

7番アイアンで距離が足りない、球が上がらずグリーンで止まらないという悩みに直接効きます。中空ならではの弾きの強さによって、番手を1つ短く持てる場面が増えるのも利点です

飛距離とやさしさを求める初中級者向けのアイアンです。ドライバーやフェアウェイウッドでBXシリーズを使うゴルファーが、アイアンだけやさしくしたい場合の選択肢にもなります。

245MAX

245MAXの製品画像

項目内容
モデル名245MAX
素材HSメタルX37+CFRP+タングステンウエイト
番手構成#6、7、8、9、P1、P2、AW、SW(8本)
フェース厚さ1.85mmの薄肉フェース
タイプカーボンコアコンポジットでMAXやさしい高機能アイアン

やさしさを最大化したアイアンが245MAXです。番手は#6から始まり、P1・P2という2段階のピッチングを挟んでAW・SWまでの8本構成になっています。長い番手を外し、ユーティリティと組み合わせる前提のセットです。

技術の核はカーボンコアコンポジットです。フェース厚を1.85mmまで薄くして生まれた余剰重量を、30g超の高機能プレートへ回しました。HSメタルX37とCFRP、タングステンウエイトを使い分け、サスペンションコアと360°スリット構造でフェース周りを広く動かします。トゥ・ヒール部のディンプルフェースがオフセンターヒットの許容性を高め、打点部の振動吸収ラバーが打感を整えます。

技術の効果が表れるのは、打ち出し角です。#6でもボールが高く上がってグリーンに止まり、芯を外しても飛距離の落ち込みが小さくなります

球が上がらず距離が伸びない初中級者におすすめのアイアンです。ブリヂストンゴルフのアイアンのなかで、最も打点のばらつきに寛容なモデルといえます。

ウエッジ

ブリヂストンゴルフのウエッジは、2026年9月4日発売のBITING SPIN 2を中心にスピン性能を軸として選ぶカテゴリです。メッキ有無やミルド仕様の違いが、そのままターゲット層の違いになっています。ロフト角とバウンス角の構成を比較表で確認し、仕様ごとの狙いを見ていきましょう。

スクロールできます
モデル名素材ロフト角バウンス角タイプ対象レベル
B-Limited BITING SPIN フルミルドウエッジ軟鉄(S20C)鍛造52°/58°8°/10°フルミルド仕上げ上級者
BITING SPIN 2 ノーメッキ軟鉄(S20C)鍛造・ノーメッキ48〜60°(7段階)8〜12°ノーメッキ仕様上級者
BITING SPIN 2軟鉄(S20C)鍛造48〜60°(7段階)8〜12°攻めスピン鍛造中上級者
BRM2 HF軟鉄(S20C)+純チタン鍛造48°/50°/52°/56°/58°8°/10°/10°/12°/10°やさしさ重視初中級者

B-Limited BITING SPIN フルミルドウエッジ

B-Limited BITING SPIN フルミルドウエッジの製品画像

項目内容
モデル名B-Limited BITING SPIN フルミルドウエッジ
素材軟鉄(S20C)鍛造
ロフト角52°/58°
バウンス角52°:8°、58°:10°
タイプフェース・ソール・バックフェースを削り出すフルミルド加工のカスタム専用ウエッジ

削り出しの精度にこだわったカスタム専用ウエッジが、B-Limited BITING SPIN フルミルドウエッジです。ロフト角は52°(バウンス角8°)と58°(バウンス角10°)の2本立てになっています。

フェースだけでなくソールとバックフェースまでフルミルド加工を施しているのが特徴です。削り出しによって形状の精度と重量の均一性が高まり、1本ごとの個体差が抑えられます。軟鉄S20C鍛造の素材にバイティングフェースが組み合わされ、スピン性能も確保されています。

同じ距離を同じ振り幅で打ちたい上級者にとって、個体差の少なさは大きな意味を持つ要素です。アプローチの再現性を突き詰める段階で効いてくる仕様です。

ツアープロが認めたスピン性能を求める上級者向けのウエッジで、フィッティングやカスタムオーダー経由での入手になります。

BITING SPIN 2 ノーメッキ

BITING SPIN 2 ノーメッキの製品画像

項目内容
モデル名BITING SPIN 2 ノーメッキ
素材軟鉄(S20C)鍛造・ノーメッキ仕上げ
ロフト角48°/50°/52°/54°/56°/56°/58°/58°/60°
バウンス角8°/10°/8°/10°/8°/10°/8°/12°/10°
タイププロ・トップアマチュア向けのノーメッキ仕様(2026年9月4日発売)

表面にメッキを施さない仕様が、BITING SPIN 2 ノーメッキです。2026年9月4日発売で、ロフト角48°〜60°、バウンス角8°〜12°の組み合わせから9通りが用意されます。

メッキ層がないぶんフェースの表面がボールへ直接触れるため、打ち出しの初期段階から食いつきが立ち上がります。NEWバイティングフェースとマルチアングルミーリング、NEWソールグラインドが加わり、開いて使ったときの抜けとスピンが揃います。使い込むほど錆びて質感が変わっていくのも、ノーメッキ仕様ならではです。

錆を放置すると見た目が大きく変わるため、手入れの手間はメッキ仕様より増えます。性能を取るか維持のしやすさを取るかで、判断が分かれるところです。

プロやトップアマチュアなど、スピン性能を最優先するゴルファー向けのウエッジといえます

BITING SPIN 2

BITING SPIN 2の製品画像

項目内容
モデル名BITING SPIN 2
素材軟鉄(S20C)鍛造
ロフト角48°/50°/52°/54°/56°/56°/58°/58°/60°
バウンス角8°/10°/8°/10°/8°/10°/8°/12°/10°
タイプNEWバイティングフェースと新溝設計(スコアライン19本)で攻めのスピンを生む鍛造ウエッジ(2026年9月4日発売)

ブリヂストンゴルフのウエッジの中心を担うのがBITING SPIN 2です。2026年9月4日発売で、軟鉄S20C鍛造のヘッドにロフト角48°〜60°、バウンス角8°〜12°の組み合わせが9通り揃います。

投入された技術は3層構造になっています。サンドブラストの種類を変えた表面仕上げで食いつきを高め、平行溝と斜め溝を組み合わせたマルチアングルミーリングで開いたときのスピンを確保し、スコアラインを19本へ増やした新溝設計でインパクト時のスピンを安定させました。番手ごとに最適化されたNEWソールグラインドと、ホゼル下部加工による重心コントロールも加わります。

グリーン周りで効いてくるのは、ドライでもウェットでもスピン量が落ちにくい点です。朝露の残る早朝ラウンドや雨のなかでも、キャリーとランの読みが崩れにくくなります

アプローチで攻めたい中上級者に向いたウエッジです。ロフトとバウンスの選択肢が豊富なので、ホームコースの砂質や自分の入射角に合わせて組み合わせを詰められます。

BRM2 HF

BRM2 HFの製品画像

項目内容
モデル名BRM2 HF
素材軟鉄(S20C)+純チタン鍛造
ロフト角48°/50°/52°/56°/58°
バウンス角8°/10°/10°/12°/10°
タイプソール形状を番手ごとに最適化したやさしさ重視の高機能鍛造ウエッジ

やさしさを軸に設計された高機能鍛造ウエッジがBRM2 HFです。軟鉄S20Cに純チタンを組み合わせた複合構造で、ロフト角は48°から58°までの5種類が用意されます。

比重の軽い純チタンを使うことで、余らせた重量をソール側や周辺へ配分できます。番手ごとに最適化されたソール形状と合わせて、多少ダフってもソールが滑って抜けてくれる寛容性を確保しました。バウンス角も48°の8°から56°の12°まで、番手に応じて設定されています。

アプローチでリーディングエッジが刺さり、ザックリを繰り返してしまうゴルファーには効果がはっきり出ます。ラフやバンカーでも、ヘッドが減速しにくいのが特長です

ミスへの寛容性を求める初中級者におすすめのウエッジです。BITING SPIN 2ほど技術を求めない代わりに、失敗の幅を狭めたいゴルファーの選択肢になります。

パター

ブリヂストンゴルフのパターは、「接点の科学」をグリーン上へ展開したBPシリーズと、ツアー志向のTDシリーズの2系統です。転がりの安定性を重視するか、構えたときの見え方で選ぶかがポイントになります。ヘッド形状と長さの違いを比較表で確認し、各モデルの性格を見ていきましょう。

スクロールできます
モデル名ヘッド形状長さヘッド重量タイプ
TD-01ロングスラントネックマレット型34インチ545g世界で戦うパフォーマンス
TD-02マレット型34インチ555g世界で戦うパフォーマンス
TD-03ブレード型34インチ549g世界で戦うパフォーマンス
BP-1ブレード型34インチ355gラインに乗りやすい
BP-2ブレード型(ワイドソール)34インチ360g安定感重視
BP-3ネオマレット型34インチ366g構えやすさ重視
BP-3 LDネオマレット型32インチ366gBP-3の短尺仕様

TD-01

TD-01の製品画像

項目内容
モデル名TD-01
ヘッド形状ロングスラントネックマレット型
長さ34インチ
ヘッド重量545g
タイプ世界で戦うパフォーマンスを掲げるツアー志向モデル

ツアー志向のTDシリーズで、マレット型を担当するのがTD-01です。ロングスラントネック(シャフトからヘッドへ斜めに伸びる長いネック形状)を採用し、ストロークの軌道に合わせやすい設計になっています。

ネック形状はフェースの開閉のしやすさを決める要素です。ロングスラントネックはトゥ側が下を向きやすく、円弧を描くアークストロークとの相性が良い組み合わせになります。マレット型のヘッドで慣性モーメントも確保されています。

ストロークが真っ直ぐ引けずに悩むより、自分の軌道に合う形状を選ぶほうが結果につながるでしょう。TD-01は自然な開閉を許容するタイプです。

世界で戦うパフォーマンスを掲げるシリーズだけに、対象は競技志向のゴルファーです

TD-02

TD-02の製品画像

項目内容
モデル名TD-02
ヘッド形状マレット型
長さ34インチ
ヘッド重量555g
タイプTDシリーズのマレットタイプバリエーション

TDシリーズはマレット型のバリエーションとして、TD-02も投入しました。TD-01と同じマレット型に分類されますが、ネック形状とヘッドの見え方が変えられています。

マレット型はヘッド後方へ重量を伸ばせるため、打点がずれてもフェースがぶれにくく、転がりの方向が安定します。ショートパットで押し出しや引っかけが出やすいゴルファーには、形状そのものが助けになる仕様です。

アドレスでヘッドをどう見せたいかは好みが分かれます。TD-02はマレット型のなかでも構えたときの情報量を抑えた形で、ラインに集中しやすくまとめられています

ツアー志向の性能を求めつつ、直進性の高いヘッドを選びたいゴルファー向けのパターです

TD-03

TD-03の製品画像

項目内容
モデル名TD-03
ヘッド形状ブレード型
長さ34インチ
ヘッド重量549g
タイプTDシリーズのブレードタイプバリエーション

TDシリーズで唯一ブレード型を採るのがTD-03です。ピン型とも呼ばれる細身のヘッド形状で、長くツアーで使われてきた王道の見え方になります。

ブレード型はヘッドが軽快に動くため、距離感を手で出したいゴルファーに向く形状です。マレット型ほど慣性モーメントは高くない代わりに、フェースの開閉が自分の感覚どおりに行えます。

ロングパットで距離を合わせる場面や、傾斜のあるグリーンでタッチを繊細に調整したい場面で持ち味が出ます

自分の感覚でストロークを組み立てる競技志向のゴルファーにおすすめのパターです

BP-1

BP-1の製品画像

項目内容
モデル名BP-1
ヘッド形状ブレード型
長さ34インチ
ヘッド重量355g
タイプバイティングフェースでボールの滑りを抑え、ラインに乗せやすい

BPシリーズのブレード型がBP-1です。長さ34インチ、ヘッド重量355gという標準的な設定で、シリーズのなかでは最も軽いヘッドになります。

注目すべきはフェースへのバイティングフェース採用です。パッティングでもインパクト直後にボールが滑ると、余計なバックスピンがかかって転がり出しが乱れます。フェースの食いつきで滑りを抑えることで、打ち出し直後から順回転に入り、ラインに乗りやすくなります。ロフト角3.5°、ライ角70°はBPシリーズ共通の設定です。

朝一番の重いグリーンでも、転がり出しが素直だと距離感が合わせやすくなります。1mから2mの距離でカップまわりの曲がりを読み切りたい場面でも効いてきます。

軽快にヘッドを動かしたいゴルファー、ブレード型の見え方を好むゴルファーに向いたパターです。32〜35インチの特注長さ調整にも対応します。

BP-2

BP-2の製品画像

項目内容
モデル名BP-2
ヘッド形状ブレード型(ワイドソール)
長さ34インチ
ヘッド重量360g
タイプ安定感を高めたワイドソール仕様のブレード型

BP-1と同じブレード型でありながら、ソール幅を広げて安定感を高めたのがBP-2です。ヘッド重量は360gと5g重く、長さは34インチが標準になります。

ソールが広いと構えたときにヘッドが地面に落ち着き、ストロークの始動でぶれにくくなります。ブレード型の見え方を保ちながら、マレット型に近い安定感を得られる中間的な性格です。BPシリーズ共通のバイティングフェースにより、転がり出しの素直さも確保されています。

ブレード型を使ってきたが、ショートパットで手先が動いてしまう。そうしたゴルファーの悩みに、形状の変更で応えるモデルです

見た目の好みはブレード型のまま、安定感を1段上げたいゴルファーにおすすめのパターです。ロフト角3.5°・ライ角70°はシリーズ共通で、32〜35インチの特注長さ調整に対応します。

BP-3

BP-3の製品画像

項目内容
モデル名BP-3
ヘッド形状ネオマレット型
長さ34インチ
ヘッド重量366g
タイプ構えやすさを重視したネオマレット型

BPシリーズで最も直進性を高めたのがBP-3です。ネオマレット型(後方へ大きく張り出した大型マレット形状)を採用し、ヘッド重量366gとシリーズ内で最も重く設定されています。

後方へ重量を伸ばすことで慣性モーメントが上がり、打点がずれてもヘッドがねじれにくくなります。ヘッドが重いぶん振り子のようにストロークしやすく、手先の動きが入りにくいのも利点です。バイティングフェースとの組み合わせで、転がり出しの安定性も高まります。

構えたときにフェースの向きが把握しやすいのもネオマレット型の特徴です。ラインに真っ直ぐ構えられれば、それだけでミスの原因が1つ減ります

パッティングの安定感を最優先するゴルファーに合うパターです。長さは34インチが標準で、32〜35インチの特注調整にも対応します。

BP-3 LD

BP-3 LDの製品画像

項目内容
モデル名BP-3 LD
ヘッド形状ネオマレット型
長さ32インチ
ヘッド重量366g
タイプBP-3を32インチ仕様にしたバリエーション

BP-3を32インチの短尺仕様にしたバリエーションがBP-3 LDです。ヘッド形状と366gのヘッド重量はBP-3と共通で、長さだけが2インチ短くなっています。

短尺パターは目線がボールの真上へ入りやすく、ラインを見やすくなります。ヘッド重量を変えずに長さを詰めているため、手元側が軽くなってヘッドの重さを感じながら振れるのもBP-3 LDの特徴です。

背が高くないゴルファーや、前傾を深くとるアドレスの人には34インチが長すぎる場合があります。長さが合っていないと手元が浮き、ストロークが不安定になります

短めのパターでラインを見やすくしたいゴルファーにおすすめのモデルです。ネオマレット型の直進性はBP-3と変わらないため、長さの好みで選び分けられます。

まとめ

この記事では、ブリヂストンゴルフの成り立ちと「接点の科学」という開発思想、バイティングフェースやカーボンモノコックボディなどの独自テクノロジー、そして現行のゴルフクラブ全モデルをカテゴリ別に解説しました。

モデル選びの判断軸は3つに整理できます。1つめはヘッドスピードで、速いならBXシリーズ、平均的ならB2HTシリーズやB3MAXシリーズが候補になります。2つめは持ち球で、右へ抜けるならつかまり系のB3MAX DやB2HT、左を嫌うならBX1LSやBX1STが向いているモデルです。3つめは打点の安定度で、ばらつきが大きいうちは245MAXやB3MAXのような許容性の高いモデルが結果につながります。

カタログのスペックだけで決めきれないのがゴルフクラブです。ブリヂストンゴルフはフィッティングサービス「ゴルファーズドック」を用意しているので、気になるモデルが絞れたら計測データを見ながらシャフトまで詰めていくとよいでしょう。クラブ選びの参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころにゴルフを始めて以来、複数ブランドのドライバーやアイアン、ボールを実際に購入して打ち比べてきました。各モデルの機能やテクノロジー、選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『ゴルフセレクト』を運営しています。

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